2013年6月 9日 (日)

『のぼうの城』のブルーレイを購入、ローカルなのに超豪華ですな

「のぼうの城」のブルーレイ版をやっと購入できました。

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舞台となった忍城が近いため、どの店に行っても売り切れ&入荷待ちが続いていました。入手できたのが、

(#゚Д゚) 発売から1ヶ月後ですよ

忍城は、石田三成が水攻めをしても落とせなかった城として知られていますが、知られているといっても、信長や秀吉、家康といった有名どころに直接関わるわけでもなく、あまり触れられる機会はありません。

歴史小説が好きな人でも、「のぼうの城」の登場人物にたいして、

( ゚Д゚) あんた誰や?

となる人が多いんじゃないでしょうか。

さて、忍城とさきたま古墳(石田三成布陣地)に何度か足を運んだことのある自分としては、

(・∀・)イイ!!

(・∀・)イイ!!

(・∀・)イイ〜!!

と、ショッカー戦闘員のようにイィ〜を連発するほど楽しめました。

(#゚Д゚) 言葉遣いが現代風!

とか最初は気になりましたが、ローカル色の強い話を名優と大金をかけて仕上げてくれたということで

(・∀・) 満足感が半端ないんです

地元補正で☆5。

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2011年12月30日 (金)

煽り文句は期待度満点の映画DVD『プレデタリアン』を購入、内容? そりゃあんた…

ドラッグストアに寄ったところ特設のDVDコーナーを発見。

『ディープインパクト2008』や『レジェンドオブパイレーツ』など、どこかで聞いたような聞かなかったようなタイトルがずらりと並んでいて、思わず大人買いしそうになったのですが、とりあえず2本だけ購入しました。

まずは、

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『プレデタリアン』

|゚Д゚)) ………

タイトルからして「何それ?」臭が漂ってきますが、パッケージ裏の売り文句が凄いんです。

「衝撃のクリーチャー・パニックホラー 『エイリアンvsプレデター』では終わらない! これは未知生命体ソルジャーと人類の生き残りを賭けた闘いだ!!」

どうやら『プレデター』と『エイリアン』を合わせて『プレデタリアン』という名前になった模様。

|∀・) プレデタリアン

やっつけ感がはなはだしいにも程があるタイトルですが、嫌いじゃないです。ちなみに2003年のアメリカ映画で、本編は80分。特典映像としてメイキング、NG集、劇場予告編などが収録されています。

|゚Д゚)) それでは本編を見てみましょうか

ストーリーは、「人里離れた森のキャビンを訪れた男女7人のパーティが、正体不明の生き物に次から次へと襲われて無残な姿になっていく」というもの。

(´゚ω゚`) おいおい、そりゃ『13日の金曜日』だろ!

突っ込みを入れつつとりあえず鑑賞しました。

俳優陣は若手で年齢は20代前半。今作でデビューしたという新人も含まれていますが、容姿や演技は男女ともに変な癖がなくて見ていて好印象。ホラー映画でお約束のシャワーシーンや惨劇シーンもちょっとだけあります。

|∀・) 押さえるところは押さえてますな

が、パッケージに書かれていた「未知生命体ソルジャー」が、デパートの屋上ショーで出てくる怪人レベルなのが痛すぎますね。得意技はフライングボディアタック。「人類の生き残り」といいつつ、主な登場人物は7人の若者+おばはん1人だけ。

|゚Д゚)) チープ感が漂いまくってますな

鑑賞中に思わず爆睡。脳みそが、「こりゃ寝てもよかんべ」と判断したんでしょうか。まぁ、途中で寝ちゃったにもかかわらず、ストーリーの進行上影響がないというか、終盤の落ちが読めてしまいました。

|ω・`) 映像特典でも見たろかしらん

メイキングでは、監督や脚本担当者、出演者のドヤ顔が拝めます。みんな会心の笑顔で本当にうれしそう。思わず「あれ? 良作だったんじゃね?」と誤解してしまいそうなほどのドヤ顔。

金かけまくって大コケするハリウッドの超大作よりも、金かけないで楽しく作った作品を見ている方が爽やかでいいですね。つまらんのだろうなぁとハードルを下げた状態で見られるからかな…。

でも評価は☆2。

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2011年9月10日 (土)

ブルーレイ版『第9地区』を購入、ドン引きするほどのグロさで地上波放送は無理か

ブルーレイ版『第9地区』を購入しました。公式アナウンスというか、パッケージ裏のストーリー紹介だといまいちどんな映画なのか把握できず。

|ω・`) エイリアン襲来モノでしょうかね~

とあまり期待しない状態でゲットしました。

|゚Д゚)) それではスイッチオンですよ(以下:ネタバレ)

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でっかい宇宙船が鎮座しているので、エイリアン襲来モノかと思ったのですが、全くの逆。宇宙船の中にいたのは、瀕死の状態のエイリアンで、難民として地球人の世話になります。そのエイリアン難民が隔離された地域が第9地区なんですね。

で、このエイリアンはその外観からエビと呼ばれるのですが、どう見てもエビって感じじゃないんですよね。ゴキブリに近い感じ。

ギャアァァァ━━━━(゚Д゚ll)━━━━━!!!!!!

昆虫嫌いな自分には卒倒もんのビジュアルでした。しかも、猫缶が好物だったり、スニーカーをかっぱらったり、トタン住宅からの立ち退きを拒んだりと、

(´゚ω゚`) ショボッ! こいつらショボッ!

と言いたくなる性格。エイリアン関連の映画の中で最もショボイ部類に入るんじゃないでしょうか。『マーズアタック』のエイリアンがスタイリッシュに思えるぐらい、『第9地区』のエイリアンはイケてない。ワクワクさせる要素が皆無なんですね。

|ω・`) こりゃお馬鹿B級映画だわ…

とぼやきながら鑑賞を続けました。が、ある事件をきっかけに急激に物語が動き始めます。前半と後半では、物語のスピードが段違い。CGとアクション、グロさも段違いにアップします。

|゚Д゚)) うぉぉぉぉぉ!

(;´Д`) ゲロゲロ

|゚Д゚)) うぉぉぉぉぉ!

(;´Д`) ゲロゲロ

この繰り返し。エイリアンの兵器で撃たれた人間がケシ飛んだり、生きたまま解剖されそうになったり、「こりゃ地上波放送できないわ~」という内容になるのですが、ガッツリとストーリーに引き込まれます。前半のB級映画っぽさは、すべて観客の目を欺くための偽装。

|∀・) とんでもねぇもん隠してやがって

ラスト20分間は、息をするのも忘れて見入ってしまいました。ど迫力の映像とともに二転三転するストーリー。ラストシーンでは、思わず涙が出そうに。

|д゚) なんか悔しいじゃないですか

続編が出るかどうかは不明ですが、あの後どうするのかなどを考えると結構怖い映画ですね。どんな決断を下すんでしょうか。

評価は☆4。グロイ表現が多いので子どもや女性向けではないかな。でも、予想外の面白さでした。おススメ。

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2011年9月 4日 (日)

「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2011」の感想といわくつき物件など

テレビ番組「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2011」がやっていたので見ました。一般から投稿された心霊体験を、再現ドラマの形で紹介するという番組です。

|゚Д゚)) 恐怖のズンドコに陥れてくれるのかしらん

進行役は稲垣吾郎さんと子どもたち。明るい雰囲気が漂っていますね。オープニングで賽ノ河原や地蔵、風車など情感たっぷりな映像を流す「あなたの知らない世界」とはえらい違い。

また、「ほんとにあった怖い話」は、「あなたの知らない世界」に比べると、ドロドロとした感じが抑えられている気がしました。怖いというよりも、不可思議だったり、寂しさだったりというものが残るような話が中心でアッサリ系。

再現ドラマの登場人物に旬なタレントを起用している点も意外でしたね。「あなたの知らない世界」だと、

( ゚Д゚)σ あんた誰や?

と聞きたくなる無名役者が、「ここが天王山!」とばかりに全力で怪演。その必死さが独特の雰囲気と迫力を醸し出していました。そして、知らない人が演じているので、見ていて登場人物に感情移入しやすいというか没入感が高かったような気がします。

「ほんとにあった怖い話」は著名な人が演技をしているので、「ああこれはドラマなんだな~」と、ちょっと距離を置いた感じで見ることができました。有名な人を起用している影響からか、幽霊役も結構美形揃い。

~(´∀`~) 遊ぼう 遊ぼう

と女の子の霊が車いすに乗って迫ってくるシーンがありましたが、こんなにかわいらしい幽霊なら、

ヽ(゚∀゚)ノ お兄さんもあそ棒ω持ってるよ

的な対応をする人がいるかもという考えが頭をよぎる始末。そういえば、男性器は魔を祓うという信仰がありますが、生命力の源としての魔除けなのか、幽霊相手にモロリンちょして呆れられた人でもいたんでしょうかね。

ちょっと話が変わって、福澤徹三さんの実話系怪談本「いわくつき日本怪奇物件」を購入しました。こちらは、人から聞いた怪奇体験をまとめた本になります。

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|∀・) 住所とか建物名とか暴露しまくりかしらん

と期待したのですが、全然そんなことはなく、場所に関係した怪奇体験を集めただけ。福澤徹三さんによると、本のタイトルは「いわくつき」で、「日本怪奇物件」はあくまでも副題。しかもこの副題は大人の事情でついたものだから御寛恕くださいとのこと。

( ゚Д゚)σ どう考えても、副題って大きさじゃねぇだろ!

と激しく突っ込み。一時期、いわくつき物件が話題になりましたからその影響なんでしょうが、期待していたものとかなり違う内容で、ちょっと残念。どうせだったら、いわくつき物件(心理的瑕疵物件)を借りた人の体験談や、実際に借りて一定期間住んでみるとか、そういった内容があればなぁと感じました。

評価は☆2。「日本怪奇物件」という部分にこだわらなければ、それなりに楽しめるかな。前書きで触れられているように、突貫作業で出版された本という感はぬぐえずで残念。

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2011年9月 3日 (土)

映画『グリーン・ゾーン』を購入、まさかの反米映画で驚きの内容

ブルーレイ版『グリーン・ゾーン』を購入しました。イラクの大量破壊兵器は本当に存在したのかどうか? 米国のイラク侵攻は正当だったのかなどを描いた映画です。

amazonでの評価は低いようですが、以前にテレビで見た紹介VTRが興味深いものだったので期待しながら視聴しました。

|゚Д゚)) それではスイッチオンですよ(以下:ネタバレ)

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話の中心になるのは、アメリカ軍MET隊隊長のロイ・ミラー(マット・デイモン)。ロイ・ミラーは上層部からの情報と指令を元に、イラクが隠し持っているとされる大量破壊兵器を捜索するのですが、その情報の場所に行っても何もなし。兵器の痕跡すらない。こんな事が何度も繰り返されます。ロイ・ミラーは、

|ω・`) 情報元が信頼できなくね? ガセ情報じゃね?

と上層部に訴えるのですが上層部は、

(´゚c_,゚` ) 亡命者から得た確かな情報です。疑うのはやめましょう
(´゚c_,゚` ) 情報元? 残念ながら明かせません

こんな感じで相手にしてくれず。「変な詮索はせずに、与えられた指令をこなせ」といった態度なんですね。

イラクが大量破壊兵器を保有しているかどうか。これはアメリカ軍等がイラクへ侵攻した原因(というか大義名分)に大きく関わってくるので、正義感の強いロイ・ミラーとしては看過できない問題。軍の指令とは別に、独自にその証言をした亡命者が誰なのか、その情報が正確なのかを探ろうとします。

|ω・`) あれ? 死亡フラグが立ったんじゃね?

真相に近づこうとするロイ・ミラーの行動を支援する組織と妨害する組織が出てくるのですが、そのせめぎ合いが作中に緊張感をもたらしています。サスペンスドラマを見ているのに近い感覚ですね。

実際にロイ・ミラーのような行動を取ろうとしたら、さっさと左遷されるか消されちゃうんでしょうけど。そこは映画なので、よろしくな感じでロイ・ミラーは真相に辿りつきます。この真相というものが、

(  Д ) ゚ ゚

という驚きの内容。実際にイラク戦争が終結して、大量破壊兵器が発見されなかった時に誰もが疑ったであろうことを声高に付きつけます。

-以下:壮絶にネタバレ-

「亡命者による大量破壊兵器があるという証言は、アメリカ政府高官による捏造」、「また、イラクへ侵攻したかったアメリカ政府は、大量破壊兵器があるという証言を得たという高官の報告を裏付けも取らずに鵜呑みにした(簡単に言えばこれ幸いに利用した)」。

( ゚Д゚) ウヒョー

詰め寄るロイ・ミラーに対して政府高官が発した言葉も、「戦争に勝ったんだから、そのこと(戦争の口実)はもう問題ではない」的なもの。アメリカ映画なのに、アメリカ政府を痛烈に非難。アメリカで公開されたのが信じられない内容になっていました。

個人的には、サスペンス的なストーリー展開、アクションシーン、カメラワークなどとてもよいと感じました。本編は114分ありますが、退屈することなく最初から最後まで鑑賞。久々に面白い映画を見たなという充足感がありました。

評価は☆5。政治的な理由以外では低評価は付かない作品じゃないかな。

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2011年8月20日 (土)

ブルーレイ版『プライベート・ライアン』などを購入、DVD版とは雲泥の差でほとんど別物

ヤマダ電機に行ったところ、定価2500円~3000円の映画作品(ブルーレイディスク版)が1490円で売っていたのでチェック。

|゚Д゚)) ブルーレイもお安くなりましたな

『プライベート・ライアン』、『プラトーン』、『フルメタル・ジャケット』の3作品を購入しました。いずれもDVD版を持っているのですが、画質の向上に期待して購入。再生機器はPS3。32V型のREGZAとHDMIで接続しています。

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まずは『プライベート・ライアン』を視聴。見た瞬間に感じたのは、「こんなに画面がクリアだったっけ?」ということ。DVD版は画面が単一的というかノッペリとした印象があったのですが、ブルーレイ版は非常に鮮明でくっきり。画面にメリハリがあります。

|゚Д゚)) DVD版を再生して確認しなきゃだわ

確認したところ、DVD版とブルーレイ版では明らかに画質が違いました。DVD版は解像度を落としているのか画面の粒子が粗く、それがフィルターのような効果を発揮。その影響で背景、人物、爆発の粉塵などの演出効果が一緒くたに見えてしまっています。一言であらわすと平面的。

ブルーレイディスク版は、画面の粒子が粗くなく非常にシャープ。背景、人物、演出効果それぞれを別々のものとしてちゃんと見ることができます。メリハリがあるんですね。DVD版では気がつかなかったヘルメットの皺までくっきりと見えます。一言であらわすと立体的。

|゚Д゚)) 爆発の粉塵も細かく見えて迫力アップでございますよ

音もかなり良くなっていますね。オリジナル・マスターのクオリティをそのまま再現した非圧縮ならではでしょうか。

『プライベート・ライアン』は本編が約170分もあるので、DVD版だと容量的に厳しく、画質をかなり落としていたんじゃないかということを感じました。DVD版とブルーレイ版の画質と音質は雲泥の差で、作品自体の印象もかなり変わってきます。

|ω・`) ほとんど別物ですなこりゃ

32V型以上の液晶テレビで見る場合は、DVD版だと作品の持つ迫力がかなり削がれるんじゃないでしょうか。DVDはもうお終いなのかな~なんてことを感じてしまいました。

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『プラトーン』

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『フルメタル・ジャケット』

この2作品についても、ブルーレイ版でどれだけ迫力が増しているのか期待が高まります。

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2011年5月24日 (火)

「テルマエ・ロマエ」の3巻を購入、映画版は『結婚できない男』を彷彿とさせるか

ローマの浴場設計士を描いた漫画「テルマエ・ロマエ」の第3巻が売っていたので購入しました。

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第1巻と第2巻は1話完結型だったのですが、第3巻で複数話完結型の話が登場します。3話分(第11話~13話、第15話~17話)でそれぞれ1つのエピソードになるのですが、ページ数が増えた分、言葉のやり取りや状況の描写などに余裕がでていて、ゆったりとした気持ちで読むことができます。

お風呂というかリラクゼーションをテーマにした漫画なので、このゆったりとした感じは非常にいいんじゃないでしょうか。

( ´∀`)b 連載化が好影響を与えていますね

思わず噴きだしてしまうような描写や、あるあると共感する部分も健在。相変わらずの面白さというか、確実にパワーアップしています。表紙もコラムも楽しいので、続巻が楽しみな作品です。

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↑2巻の表紙

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↑1巻の表紙

さて、「テルマエ・ロマエ」ですが、映画化されるとのこと。主演は阿部寛さん。このキャスティングを見た瞬間に頭に浮かんだのがテレビドラマの『結婚できない男』。

『結婚できない男』で阿部寛さんは堅物の建築設計士を演じましたが、それを彷彿とさせますね。どのエピソードが映画化されるのかは不明ですが期待が膨らみますね。

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2011年4月16日 (土)

『西部戦線異状なし』のDVDを購入、派手さはないものの秀逸

『西部戦線異状なし』のDVDを購入しました。駅や書店などで売られている世界名作映画ベストセレクションの中の一つで、価格が390円ととってもお得です。

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|゚Д゚)) 作品概要を見てみましょうか

『西部戦線異状なし』は、1930年に公開されたアメリカ映画。第一次世界大戦の西部戦線で戦ったドイツの青年のお話です。

|ω・`) アメリカ映画なのにドイツ人が主役って何ぞ?

と不思議に思ったのですが、『西部戦線異状なし』は、元々はドイツ人が執筆した長編小説(1929年発表)で、それをアメリカが映画化したからこうなっているのだとか。

|゚Д゚)) それでは視聴を開始しましょうか

『西部戦線異状なし』という意気軒昂としたタイトルから、戦争を勇壮に描いた作品なのかなとずっと思っていたわけですが、実際には反戦映画でした。これは意外でしたね。

若者を煽って入隊を促す教師、軍隊内で権力を握ったことで態度を豹変させる郵便局員、良心の呵責に苛まれる若者の心など、戦争が抱える不条理さを描き出しています。反戦映画なのですが、邦画の戦争映画と異なり深刻一辺倒ではなくどことなくユーモアが漂う感じで描写しています。そのため見続けていても精神的に疲れにくいですね。

『プライベートライアン』や『プラトーン』のような派手さはないものの、構成がしっかりとして話の運び方もうまいです。80年以上前の映画なので音声と映像(そして字幕)に難ありといった部分もありますが、そんなことがどうでもよくなるほど引きつけられました。

|゚Д゚)) 128分にわたって釘付けですよ

じわじわと心に沁み入ったところであのラスト。それまでに流れた何気ないシーンが胸に迫ってきます。ドイツ人の青年が帰郷した時に教室で放った言葉なども胸をえぐります。

( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ

名作と呼ばれる作品は、公開年に関わらず人の心を打つものだということを感じました。評価は☆5。

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2011年1月30日 (日)

アメリカ海兵隊が語る沖縄戦「沖縄シュガーローフの戦い」を読了

光人社NF文庫の「沖縄シュガーローフの戦い-米海兵隊 地獄の7日間-」を購入しました。

シュガーローフヒル(日本名は52高地)の戦闘に参加した米海兵隊員約100人に対するインタビューと史料を基に、どのような戦闘が行われたのかを綴ったノンフィクションになります。

|゚Д゚)) 米軍兵士から見た沖縄戦の一部というわけですね

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沖縄戦といえば、艦砲射撃と米軍の物量に押され、手も足も出ずにひたすら撤退というイメージを持っていたのですが、同書を読むと全く異なっていて驚きました。

|゚Д゚)) …

シュガーローフヒルの戦闘に参加した米海兵隊員の口から出るのは、日本軍の陣立てと戦略の巧緻さ、日本軍兵士の身体能力(射撃術、砲撃術、対戦車術)と士気の高さ。艦砲射撃にも揺るがない陣、姿を見せずに致命傷を与える狙撃、精度の高い砲撃など、日本人が語れば自画自賛に聴こえる内容も、敵兵士が語ると信憑性が増します。

|゚Д゚)) …

シュガーローフヒルで戦闘が行われたのは1945年5月12日~18日の1週間。この間に米軍は11回以上押し寄せ、2000名以上の戦死傷者、1000名以上の精神疾患者を出した末に占領します。

負傷者といっても瀕死レベルのものが多く、遺体に至っては回収する余裕もなく打ち捨てた状態。攻撃を仕掛けた部隊は壊滅し、運が良ければ瀕死の状態で数人が戻れるかどうかといった状況の繰り返し。海兵隊員の語る戦闘の壮絶さに圧倒されます。

|゚Д゚)) シュガーローフヒルって要塞なのか?

と思ってみると、高さ15mしかない小さな丘でさらに驚き。当時の写真と現在の写真を見てさらに驚き。

この丘でどんな戦闘が繰り広げられたのか、各兵士が語る戦場の描写(臨場感)が凄まじい上に、米軍と日本軍の戦略などが非常に理解しやすく書かれています。「沖縄シュガーローフの戦い-米海兵隊 地獄の7日間-」は、構成、執筆者、翻訳者のセンスが光っています。

評価は☆5。戦闘に参加した兵士(帰還兵)の精神崩壊、戦場で発見された日本軍兵士の日記(米軍が回収したものを翻訳したもの)など考えさせられるものが多い点もプラス。

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2010年7月27日 (火)

戦場の惨劇に愕然、「ブラックホーク・ダウン」の書籍版を読了

「ブラックホーク・ダウン」の書籍版を読みました。「ブラックホーク・ダウン」という映画があったので映画のシナリオ本かと思ったのですが、ノンフィクションとのこと。amazonでの評価もよかったので購入しました。

|゚Д゚)) 上下巻でなかなかの分量です

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ソマリアの首都で起きた市街地戦のお話です。

【舞台】
ソマリアの首都モガディシュ

【任務内容】
国連と対立する武装勢力アイディド派の幹部を拉致すること。
幹部が潜むビルを割り出し、米軍特殊部隊を空挺降下させ急襲。幹部の身柄を拘束し、後に来る地上部隊の車両に乗り込み基地に帰還。

【航空部隊】
AH-6リトルバード(攻撃ヘリ)×4機
MH-6リトルバード(輸送ヘリ)×4機
MH-60ブラックホーク×8機
OH-カイオワ(観測ヘリ)×3機
P3-ライオン哨戒機×1機

【参加部隊】
レインジャー
デルタ
空軍特殊部隊
ヘリコプター搭乗員
車両部隊

敵の幹部が潜むビルに空から乗り込んで拘束。敵が反撃の態勢を整える前に装甲車両に乗って基地に還りましょうという作戦が発端で起きた市街地戦の話。1993年10月の出来事です。17年前ですね。

当初の予定では1時間ほどで終了する任務

|ω・`) のはずだったのですが、

実際に作戦を実行したところ、RPGによりブラックホーク(ヘリ)が撃墜されるという予想外の事態が発生。車両部隊は拉致した幹部を乗せたまま、撃墜されたブラックホークの処理(乗員の救助、機体の爆破などの機密処理)に向かうことになります。

墜落地点は大体予想ができるのですが、モガディシュではところどころ道路が封鎖されていて、

|ω・`) ブラックホークに辿りつくための道わからんです…

という状況に。司令部は観測用ヘリの映像を見ながら「○○先の角を曲がれ」など車両部隊に指示を出すのですが、タイムラグや現在位置の誤認などがあり、車両部隊は一向に現場に到着できず。そうこうしている間にアイディド派などの民兵が集まり、民家や路地から銃撃を開始。

(゚Д゚ ≡ ゚д゚) どれが民兵で、どれが市民だかわからん…
(゚Д゚ ≡ ゚д゚) 装甲車両の装甲を銃弾が貫いて来た
(゚Д゚ ≡ ゚д゚) このままだと死んじゃう、死んじゃうよ
(`皿´) 動く奴は全員民兵とみなし攻撃じゃ!

ということで、無差別攻撃ありの市街地戦に突入。関係のない市民も米軍にバンバン撃たれます。性別や年齢に関係なく撃たれます。当初は戦闘と無関係だった市民も、家族を殺された怒りなどから米軍を攻撃。米軍、民兵、一般市民が入り乱れ、戦闘はさらに激しさを増します。

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市街地戦の様子は観測用ヘリが映像で記録しているのですが、書籍版では、このヘリが撮影した映像と戦闘に参加した兵士の証言をもとに戦闘の様子を再現。映画と異なり、一人ひとりの兵士の状況を描いています。個人個人の状況が、

((((( ;゚Д゚))))) ドン引きしちゃうほど凄惨

頭が破裂したり指が飛んだりといったお馴染みのものから、ふくらはぎから入った弾が筋組織とともにすね側に飛びだしたり、不発のRPG弾が身体に突き刺さったりと、読んでいて、

ギャアァァァ━━━━(゚Д゚ll)━━━━━!!!!!!

と叫びそうになります。即死よりも負傷の方が多いのですが、傷口に指を突っ込んで動脈を探し当てたりなど、治療ですらも目をそむけたくなる描写のオンパレード。その場にいた兵士の証言をもとにしているので、臨場感が凄いんですね。

|ω・`) で、

15時間にわたる戦闘で、米軍の死亡者18名、負傷者数十名。地元住民(民兵含む)の死亡者500名、負傷者1000名以上という大惨事に発展。

|゚Д゚)) 死をまき散らしたという言葉がぴったりですな

怒り狂った市民が、戦闘終了後にブラックホークの乗員の死体を引きずりまわしますが(上巻には実際の写真あり)、それも仕方なしと思えるほどの惨状。

書籍版では、ソマリアの政治情勢、米軍による政治介入の失敗、作戦上の失敗、訓練でエリートだった部隊が実戦投入でどうだったかなど、米軍が伏せておきたいと思われる要素も描かれています(映画版とは印象が異なりますね)。

評価は☆5。構成がよくて政治情勢、部隊構成、作戦などわかりやすいですし、戦闘に関しても映画版よりも書籍版の方が臨場感や凄惨さが上。書籍版は、ソマリア住民から見た戦争も描かれているので、映画版を見た人にもお薦め。

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