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2011年9月 4日 (日)

「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2011」の感想といわくつき物件など

テレビ番組「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2011」がやっていたので見ました。一般から投稿された心霊体験を、再現ドラマの形で紹介するという番組です。

|゚Д゚)) 恐怖のズンドコに陥れてくれるのかしらん

進行役は稲垣吾郎さんと子どもたち。明るい雰囲気が漂っていますね。オープニングで賽ノ河原や地蔵、風車など情感たっぷりな映像を流す「あなたの知らない世界」とはえらい違い。

また、「ほんとにあった怖い話」は、「あなたの知らない世界」に比べると、ドロドロとした感じが抑えられている気がしました。怖いというよりも、不可思議だったり、寂しさだったりというものが残るような話が中心でアッサリ系。

再現ドラマの登場人物に旬なタレントを起用している点も意外でしたね。「あなたの知らない世界」だと、

( ゚Д゚)σ あんた誰や?

と聞きたくなる無名役者が、「ここが天王山!」とばかりに全力で怪演。その必死さが独特の雰囲気と迫力を醸し出していました。そして、知らない人が演じているので、見ていて登場人物に感情移入しやすいというか没入感が高かったような気がします。

「ほんとにあった怖い話」は著名な人が演技をしているので、「ああこれはドラマなんだな~」と、ちょっと距離を置いた感じで見ることができました。有名な人を起用している影響からか、幽霊役も結構美形揃い。

~(´∀`~) 遊ぼう 遊ぼう

と女の子の霊が車いすに乗って迫ってくるシーンがありましたが、こんなにかわいらしい幽霊なら、

ヽ(゚∀゚)ノ お兄さんもあそ棒ω持ってるよ

的な対応をする人がいるかもという考えが頭をよぎる始末。そういえば、男性器は魔を祓うという信仰がありますが、生命力の源としての魔除けなのか、幽霊相手にモロリンちょして呆れられた人でもいたんでしょうかね。

ちょっと話が変わって、福澤徹三さんの実話系怪談本「いわくつき日本怪奇物件」を購入しました。こちらは、人から聞いた怪奇体験をまとめた本になります。

11_0903_iwakutuki_01

|∀・) 住所とか建物名とか暴露しまくりかしらん

と期待したのですが、全然そんなことはなく、場所に関係した怪奇体験を集めただけ。福澤徹三さんによると、本のタイトルは「いわくつき」で、「日本怪奇物件」はあくまでも副題。しかもこの副題は大人の事情でついたものだから御寛恕くださいとのこと。

( ゚Д゚)σ どう考えても、副題って大きさじゃねぇだろ!

と激しく突っ込み。一時期、いわくつき物件が話題になりましたからその影響なんでしょうが、期待していたものとかなり違う内容で、ちょっと残念。どうせだったら、いわくつき物件(心理的瑕疵物件)を借りた人の体験談や、実際に借りて一定期間住んでみるとか、そういった内容があればなぁと感じました。

評価は☆2。「日本怪奇物件」という部分にこだわらなければ、それなりに楽しめるかな。前書きで触れられているように、突貫作業で出版された本という感はぬぐえずで残念。

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コメント

うちの扱うアパートの一室はどうしても人が長居しないんだよねー。
理由があるんだけどさ…。

投稿: まさ | 2012年1月28日 (土) 21時04分

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