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2010年11月の4件の記事

2010年11月28日 (日)

「COLIN McRAE DiRT2」を購入、水と路面の表現が凄すぎて悶絶

GT5の購入をやめて「COLIN McRAE DiRT2」(コリン・マクレー ダート2)を購入しました。2009年11月に発売されたゲームで、名称通りダート(オフロード)でのレースが中心となります。

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|ω・`) コリン・マクレー懐かしす…

コリン・マクレー氏は伝説のラリードライバー。2007年のヘリコプター事故で他界しました。「ダート2」では、マクレー氏の弟子であるケン・ブロック氏が制作に参加。コースや挙動について監修を行っています。まぁ、本場の人が監修している本格ソフトというわけですね。

「ダート2」にはWRCでおなじみのラリー(単独走行でタイムを競うもの)から、複数台で速さを競うものまで様々なレースが用意されています。ストイックなコースからジャンプ台などが設置された派手なコース、複数ルートが用意されたコースまで多種多様。使用する車種もWRCタイプからピックアップトラックまで幅が広いです。

|∀・) それでは早速プレイしましょうか

まず最初に驚くのが映像の凄さ。

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実写にしか見えませんが、ゲーム画面です。リプレイ専用の画面じゃなくて、このレベルでプレイ画面が展開します。

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車体もオフロードコースもまるで実写。砂煙や小石の巻き上げなども再現しています。水たまりに突っ込めば抵抗を受けるとともに水が跳ね上がり、フロントガラスが泥まみれに。

(゚Д゚ ≡ ゚д゚) 前が全然見えねぇ
(゚Д゚ ≡ ゚д゚) ワイパー! ワイパー!

ワイパーが動いて水と泥を払拭してくれるのですが、泥の軌跡が残るなど演出が細かい。ドライバー視点(運転席視点)でプレイすると、現実にオフロードレースに参加しているのかと錯覚するほど。傍から見ている場合は、実写の実況中継を見ているような感覚になります。

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ガラスにひびが入ったり割れたり、バンパーが取れかかったまま走ったりとボディのダメージもかなり細かく表現。大クラッシュしようものなら、走行不可になります。結構シビアなんですね。

( ゚Д゚)ウヒョー

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挙動に関しては若干ゲーム寄りですが、走りは非常に爽快。

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レース中にチームスタッフから無線が入ったり、ライバルカーのドライバーからの罵声などが狭域通信で入ったりするのですが、全て日本語吹き替えになっています。これがレースの高揚感をものすごく高めてくれるんです。

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勢い余ってがけから転落したときには、「おいおい、今のは凄かったな! 録画して動画投稿サイトに送りたいぐらいだ」とか、「ひゅ~、今のはラッキーだったな」とか、状況に応じた楽しいしゃべりを披露してくれます。まぁ、こっちは一瞬も気が抜けない状況で走っているので、

(#゚Д゚) こっちはそれどころじゃねぇよ!

と叫びながらハンドルを切っていたりするんですけどね。とにかく楽しい。難点をあげるとすれば、1レース1レースが濃密過ぎて精神力と体力を著しく消耗する点。オフロードなので滑るわ、岩や電柱はあるわ、ジャンプやウォータースポットはあるわと、その場その場の状況に瞬時に対応していかなくてはならないので、非常にスリリング。でも何度失敗しても、何度やりなおしてもストレスにならないんですね。

( ^ω^) おもすれー

次こそはという気持ちにさせてくれるのは、丁寧に作られているからなんでしょう。画質は悪いんですが、動画もリンク。実際の画面はもっときれいです。

動画1

動画2

評価は☆5。収録車種は20台チョイですが、走る喜びを感じられます。レース以外の演出や雰囲気作りもプレイヤーを楽しませようという気持ちがビンビンと伝わってきます。オフロードのレースゲームとして一押ししたいタイトルですね。

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2010年11月27日 (土)

GT5が遂に発売、スタンダードカーってあんた…

プレイステーション3専用ソフト「グランツーリスモ5」(以下:GT5)が遂に発売されましたね。

ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ うひょひょうひょひょ

早速購入しに行こうかしらんと思ったのですが、製品版がどうなったのか収録車種などをチェックすることにしました。

( ^ω^) 収録車種数が1000以上とか凄いじゃないですか

で、収録車種なんですが「プレミアム」と「スタンダード」という2タイプがあるらしい。割合は、「プレミアム」が200車種で「スタンダード」が800車種。

|ω・`) 何ぞ?

「プレミアム」は、GT5のために新たに制作したモデル。エンジンルームや内装などを完全に再現したそうです。今までのPVやスクリーンショットに登場しているのは、全て「プレミアム」のようです。

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一方の「スタンダード」は、GT3とGT4(いずれもPS2)に収録していたものの流用というか焼き直し。再現されているのは車体だけで、内装は再現されていません。インパネ視点無し、フォトトラベル未対応、ホイール交換無しなど、かなりの制約があるそうです。

|゚Д゚)) まぁ、グラフィックがきれいならいいんじゃない?

と思ったのですが、PS2時代のものに手を加えただけなのでグラフィックがかなり荒いらしい。

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|゚Д゚)) ………

PS3とは思えない画質。で、自分が操作したいと思っている車種の大半が「スタンダード」なんですね。コースも過去の作品の焼き直しのものがあり、そちらも画質が残念だとか。

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|ω・`) GT5というよりもGT3、GT4のリメイクに近いのか…

PS3の高画質を堪能できるのは、GT5用に作られた「プレミアム」と新規コースのみということらしいですね。

|ω・`) さよならGT5

「GT5」というよりも「GT5プロローグ2」という感じなんでしょうか。「スタンダード」はオマケ扱いのような気がします。車好きとしては、「プレミアム」と「スタンダード」なんて差をつけて欲しくなかったですね。「プレミアム」は力を入れ過ぎで、「スタンダード」は手を抜きすぎ。その中間レベルでいいので、全車種のグラフィックなどを統一して欲しかったです。

('A`) 購入するのやめますわ

今まで公開されたPVやスクリーンショットなどで期待が膨らみ過ぎていたのか、残念。

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2010年11月15日 (月)

鼻毛シェーバーが快適過ぎ、耳毛処理は爆音

唐突ですが、ヒゲと違って鼻毛に関してはほったらかしという人も多いんじゃないでしょうか。昔ながらの理容店だと髪の毛のついでに鼻毛も処理してくれるのですが、最近増えてきた格安理容店ではそういった処理は行いません。その影響からか鼻毛が伸びまくっている人を結構見ます。

(´゚ω゚`) 久々の更新で鼻毛の話ですか!

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自分の場合は、格安理容店に切り替えてからは、専用のはさみでお手入れするようにしていたのですが、鏡で確認しつつ自分でカットというのはなかなかの手間。

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カットしても長さが不揃いだったり、鏡では視認できないエリアがあったりと非常に面倒くさい。

|゚Д゚)) 鼻毛はフィルターよ 必要なのよ

という意見を盾にして放置したくなることもしばしば。これではいかんと思っていたところ、鼻毛用シェーバー「エチケットカッター ER-GN50」を入手したので使用してみました。

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単三電池で稼働するタイプ。

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先端部分を鼻の穴に突っ込むと、内部の刃が毛をカットする仕組み。鼻の穴の内壁が傷つかないようになっています。

|∀・) それでは突っ込んでみましょうか

金属部分の肌触りが非常に滑らか。グリングリン回しても気にならないというか、どことなく気持ちよささえ漂ってきます。で、見えない部分の毛がかなりあったらしく、ものすごい勢いでジョリジョリと毛がカットされていきます。

( ゚Д゚) ウヒョー

何よりも凄いのが、毛をカットすると同時にカットした毛を本体内部に吸い込むところ。鼻の中にカットした毛が残らないんですね。排気は本体の裏側から行いますが、本体内部にフィルターがあるので、吸い込んだ毛はちゃんと本体内部にとどまります。鼻の中にも周囲にも毛を撒き散らさない。素晴らしい。

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で、あらかたグリングリンとやったあとで、鏡で鼻の中をチェック。

∑(゚∀゚ノ)ノ キャー

驚くほどきれいになっていました。こんなきれいな状態の鼻の穴は見たことがないというぐらいのサッパリ感。鼻からの吸気も明らかにしやすくなりました。

( ´∀`)bグッ

耳毛も処理できるということなので、そちらにも挑戦。が、刃が回る音がうるさすぎて難聴になりそうだったので、耳毛の処理は途中で断念しました。

耳毛処理に関してはちょっと残念な結果になりましたが、鼻毛の処理に関しては大満足。鼻毛シェーバーを考えた人に拍手を送りたいですね。かなりの衝撃を受けます。未経験の人は、未経験のままだともったいないと感じるレベルでした。

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2010年11月 3日 (水)

SF短編集「マイノリティ・リポート」を読了

フィリップ・K・ディックさんの短編集「マイノリティ・リポート」を読みました。ディックさんは「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」でも知られている著名なSF作家ですね。

|∀・) これは期待感が高まりますな

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短編集の「マイノリティ・リポート」に収録されているのは次の7編。

 マイノリティ・リポート(映画化)
 ジェイムズ・P・クロウ
 世界をわが手に
 水蜘蛛計画
 安定社会
 火星潜入
 追憶売ります(トータル・リコールとして映画化)

映画化されていると言っても、小説と映画版ではかなり内容が異なるので、映画を見たという人でも楽しめると思います。以下、心に残ったものの評価。

【マイノリティ・リポート】★★★
3人の予知能力者が、未来に起こるであろう犯罪を予知。事前に犯罪者を拘束することで、犯罪を未然に防ぐという社会のお話。
そもそも、起きるはずの犯罪を防ぐと予定された運命が変わり未来が変わるんじゃ…とか、起きるはずの犯罪が予知によって未然に防がれるという一連の結末までが本来の運命なのかとか、ニワトリが先か卵が先かみたいな感じ。

【ジェイムズ・P・クロウ】★★★
ロボットが世界を支配し、人間の地位が失墜(ほぼ奴隷化)した未来世界の話。頭脳で勝てない分は、ずる賢さでカバーという人間のたくましさというかあくどさにニヤリ。

【水蜘蛛計画】★★★★
未来人が、予知能力者を求めて現代(1954年の世界)にやってくる話。予知能力者が多数存在した時代とか言われてもピンとこないのですが、ある時点でなるほどそういうことかと納得すること間違いなし。星新一さんのショートショートに近いです。

短編集に収録されているのは、1950年~60年代に発表された作品。50年近く前に書かれた話ということを考えると、この作家スゲーとなりますが、書かれた年代を考慮しないと、面白いけど佳作だよねで終わってしまうかな。全体としての評価は★3。

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