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2010年5月10日 (月)

稲川淳二さんの「生き人形」と吉村昭さんの「困った記憶」/オカルト話

時々、猛烈に怖い話(オカルトというかいわゆる心霊系の話)を読みたくなることがあり、稲川淳二さんの本を引っ張り出すことがあります。

|゚Д゚)) 実話というよりも怪談(ネタ)として楽しむんですけどね

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個人的に、稲川淳二さんの話の中では、八王子にある首なし地蔵とか土産物として買ってきた仮面の話とかが印象深いのですが、ネット上だと「生き人形」の話が、

|ω・`) これって本当の話?

と話題になっているようです。ファンの間で稲川淳二さんの話に関して真偽を追求するようなことはほとんどないのですが(本当だとしたら怖いなぁという感じでそのまま流すというか、本当の話かどうか自体は重要ではないというか…)、この話だけは別の模様。

何でもテレビ番組で「生き人形」の話をしているときに、「子どもが映っているぞ」などといった電話が視聴者からジャンジャン寄せられたほか、関係者が実際に不可解な死を遂げたとか。

生き人形の話の内容
http://lifedoll.at.infoseek.co.jp/lifedoll.htm

ちなみに、「生き人形」で画像検索をかけると、

ギャアァァァ━━━━(゚Д゚ll)━━━━━!!!!!!

という画像が出てくるので、人形の姿や形に恐怖を感じる人は画像検索をしない方がいいですね。まぁ、稲川淳二さんのように普段からオカルト話をしている人がそういった話をすると、

|゚Д゚)) ふんふん、そうなの?

と話し半分になるのですが、意外にも吉村昭さんがエッセイ「私の引出し」の中の「困った記憶」で自身の不可解な体験を語っているので紹介。

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吉村昭さんはノンフィクション作家。証言者の話であろうが、史料(資料)であろうが、他と照らし合わせて裏付けが取れない限りは信用しない(採用しない)という堅い性格。オカルトと対極にいるといった感じなので、そういった人物が語る体験談は非常に興味深いです。

内容は2点。4番目の兄の戦死にまつわる話しと、子宮ガンで他界した母親にまつわる話し。特に母親のエピソードに関しては、

|゚Д゚)) こえぇぇ~

と同時に

|ω・`) どことなく悲しさが漂うじゃないですか

という内容になっています。

吉村昭さんの母親は、ガンの療養のために隠居所の離れで寝起きしていたのですが、痛みに耐えられなくなると手元の呼び鈴のボタンを押し、隠居所にいる家族に合図を送ることになっていました。「町医者を呼んできて注射をしてくれるように頼んで欲しい」という合図なんですね。

注射で打つ鎮静剤は、どんどんどんどん依存性が強くなる(というか本数を打たないと効かなくなってくる)わけです。ガンの激痛に耐えながら闘病するか、それとも薬で廃人になってしまうか。末期の頃には、母親の身を案じて、家族は呼び鈴が鳴っても素知らぬふりをするしかなかったそうです。

|ω・`) お互いにとって非常に辛い生活ですな

そして母親が他界。隠居所と離れが無人となります。

母親が他界した年の冬、吉村昭さんと弟さん、お手伝いさんが無人になった隠居所に泊ることになりました。隠居所の玄関を開けて居間に足を踏み入れた瞬間、離れの呼び鈴ボタンが押されたことを示す音が鳴りました。

(゚д゚) 泥棒が入って、誤って呼び鈴ボタンを踏んだに違いない

と考え、木刀を持って離れに駆けつけて電気を付けたところ無人。畳の上に呼び鈴ボタンが置かれているのみ。母親の死後、離れは掃除をしていないので薄いほこりが積もっているのですが、自分たち以外の足跡は無し。誰も入った形跡がないんですね。

|゚Д゚)) これは、電流の異常接触かなにかで鳴ったに違いない

と呼び鈴ボタンのコードをチェックしたところ、電源が外されたままになっていたそうです。ボタンが押されたとしても、物理的に鳴るわけがない。それを見たお手伝いさんは、

((((( ;゚Д゚))))) ひぃやぁぁぁぁ

と逃走。吉村昭さんと弟さんは、「母親の霊魂が鳴らしたに違いない」と話し合い、そのまま布団を敷いて就寝。なお、年末にも呼び鈴が鳴ったそうです。

|ω・`) ………

吉村昭さんは、「第三者からこんな話を聞かされれば、私は薄ら笑いし、馬鹿らしいとも思うだろう。それだけに、その記憶に当惑に近いものを感じている」と述べていますが、「困った記憶」と題するあたりが吉村昭さんらしいですね。

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