名作? 迷作? 映画『ダ・ヴィンチ・プロジェクト』を見ました
映画 『ダ・ヴィンチ・プロジェクト』をDVDで見ました。
大ヒット映画『ダ・ヴィンチ・コード』に便乗したかのようなタイトルが素敵です。ちなみにパッケージの裏は、
超話題作『ダ・ヴィンチ・コード』に全世界注目の中、天才が仕掛けたもう一つの謎を描く、傑作ミステリー登場!! の文字。
(;^ω^) 思いっきり乗っかとるな…
パッケージは結構シリアスな雰囲気ですね。『ダ・ヴィンチ・プロジェクト』は、ポーランドで製作された映画で、音声はポーランド語+日本語字幕、日本語吹き替えのいずれかを選択できます。ポーランド語は珍しいので、ポーランド語+日本語字幕を選択しました。
(*゚∀゚)=3 それでは再生しましょうか
本編の前に新作紹介のCMが入るのですが、そのタイトルが『パイレーツ・オブ・アトランティス』。本編に入る前の段階でB級の臭いがプンプンと漂います。
そして、『ダ・ヴィンチ・プロジェクト』の本篇が開始。ネタバレが嫌な人のために、20分ごとの感想を顔文字であらわすと、
(*´∀`)
|ω・`) ?
(*´∀`)
ヘ(゚∀゚ヘ)
( ´∀`)bグッ
な感じ。若干のネタバレがあってもいい人は、下の続きを読んでください。
【以下、若干ネタバレ】
『ダ・ヴィンチ・プロジェクト』は、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画に込められた謎を追うのではなく、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画『白貂(テン)を抱く貴婦人』を美術館から盗みだす泥棒のお話。
主犯格は2人なのですが、結構抜けているというか憎めないキャラクター。そしてこの2人に協力することになる贋作家たちも魅力のある人物となっています。押しつけではないさりげない笑いというか、ウィットに富んでいるというか、
( ゚∀゚)ノ なんというか上質な楽しさがあるんです
食べ物に例えるならば、過激な表現やCGに頼りきった近年の映画はジャンクフード(刺激は強いけど面白さとは別じゃ…、ごまかしじゃなかろうか…と感じてしまうもの)、『ダ・ヴィンチ・プロジェクト』は質の良い素材が集まったスローフード(派手さや過激さはなく、じわじわといった感じだけど心に染み渡るというもの)。
雰囲気としては、週末の深夜にやっている海外映画のような感じなのですが、久々に充足感を得られる映画を見たと感じました。ラストでさわやかな気分になること間違いなし。個人的には、『ダ・ヴィンチ・コード』よりも良かったです(路線が全く異なるけど)。
評価は☆5。
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