オチがめちゃめちゃびっくりする小説
小説好きの自分としては気になるものがあったのでリンク。
オチがめちゃめちゃびっくりする日本の小説教えてhttp://mudainodqnment.blog35.fc2.com/blog-entry-1161.html
いわゆるどんでん返しというものですね。
真っ先に思い浮かんだのは、我孫子武丸さんの「殺戮に至る病」。読者の思い込みを利用しているのですが、
( ゚д゚) えっ、なに?
と、予想外の展開に呆然。読者が勝手に思い込んでしまう巧妙さが素晴らしい(犯罪や性的描写があるので万人にはお勧めできませんが…)。
どんでん返しとはちょっと趣が異なりますが、
(*゚∀゚)=3 こりゃ見事にしてやられたわ
と感じたのが、江戸川乱歩さんの「人間椅子」。
読者が女主人と一体になり、実際にその椅子に座ったかのような錯覚を覚えるような筆運びが素晴らしいです。で、読者が生理的な嫌悪感を抱き、ひぃぃやぁぁぁっ! となったところであのラスト。
∑(ノ∀`)ペシッ
こちらは万人向け。
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