amazon店では1円や40円で販売、本家サイトでは300円で販売…なんぞ?
ネットで中古本を検索・購入することが多いんですが、amazonのマーケットプレイス(amazon以外の店舗がamazonのシステムを利用して販売)では、新品で1680円する書籍が中古で1円とか40円とかで販売されています。
(´∀`*) 素晴らしいじゃないですか
が、マーケットプレイスの商品に関しては代引き不可。代引き派の自分は、そのマーケットプレイスの店舗名をネットで検索。amazon以外で独自のサイトを運営して販売をしていないかチェックします(amazonを通すと代引きNGの場合でも、独自のサイトで注文した場合は代引きOKの場合が多い)。
たとえば、イーブックオフ amazon店で40円の商品を発見した場合、イーブックオフ本体のサイトがないかどうかを検索。本体のサイトがあった場合、そこに行って商品検索をするわけです。で、今回イーブックオフ amazon店で気になった本があったわけですが、イーブックオフ本体のサイトがあったので、そこで同じ商品を検索してみました。
(´∀`*) ふふふ、こりゃ格安ゲットですな
と期待したところ、出てきた価格は、
∑(゚Д゚;) 300円!!
「あれ?」みたいな感じ。そもそも、amazon店の40円という価格が破格すぎるだけなんですが、
|ω・`) そういや、なんでamazon店の場合は安いんやろ…
と気になったので考えてみました。
イーブックオフのように独自のサイトを運営している場合、そもそもamazonに出品する(amazonのシステムを利用する)必要性がそれほどない。「イーブックオフ本体のサイトに誘導するためか?」とも思ったんですが、それも却下。amazonで格安で販売する理由にはならないんですよね。
|゚Д゚)) じゃぁなぜ…
行きついたのは配送料。
イーブックオフの本体サイトでは複数の品を一括注文可能。複数冊を注文した場合でも、配送料はまとめて1つとして請求されるので大体315円程度で済みます(さらに1500円以上注文した場合は配送料無料)。
その一方で、イーブックオフ amazon店では、複数冊を注文した場合、1冊1冊に配送料がかかってきます。10冊頼んだら、古本価格+配送料10冊分(大体3150円程度)。さらに、1500円分以上注文しても配送料無料の特典なし。
|ω・`) 大量に買った場合は悶絶だなや
で、実際にイーブックオフ amazon店で10冊買うと、10冊がひとまとめに梱包されて送られてくる。
|゚Д゚)) それなら配送料315円でいいじゃないですか
と思うんですが、配送料として3150円がとられる。運送会社に支払っている配送料は1個分で、注文者からは冊数分の配送料を徴収。この配送料の差額で儲けを出しているわけですね。
別にあこぎではなくて、amazonマーケットプレイスのシステムがそういうことらしいです。
■イーブックオフamazon店で注文した場合
40円(書籍代)×10冊+配送料315円×10=3550円
■イーブックオフ本体サイトで注文した場合
300円(書籍代)×10冊+配送料315円=3315円(3000円)
※1500円分以上の書籍を注文した場合、イーブックオフ本体サイトでは送料無料なので3000円となる。
amazonマーケットプレイスでは、配送料が1冊ごとにかかるということを知らずに大量に注文した人は、古本を買ったにもかかわらず、配送料がかかりすぎて新品価格を上回ったとか笑えない話もあるようですね。
|ω・`) おそろしす
まとめ買いする場合、マーケットプレイス店の利用には注意が必要ですね。
新品価格を上回った人の体験談
http://securecat.exblog.jp/7284927/
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