スティーヴン・キング「ダーク・タワー」を読み始めたんですが
短編集「第四解剖室」に収録されていた外伝が面白かったので、本編である「ダーク・タワー」を購入しました。
「ダーク・タワー」は7部構成で、冊数は全16冊にもなります。全巻を一挙に揃えるのは厳しいので、とりあえずブックオフに置いてあった「ガンスリンガー」、「運命の三人」(上・下)、「荒地」(上・下)、「魔道士と水晶球」(下)をGET。
((´ω` *)(* ´ω`)) 6冊入手ですよ
あと10冊か…。で、1巻目となる「ガンスリンガー」を読み始めたんですが、
(;゚Д゚) 話が全然見えないじゃないですか…
読んでいて、さっぱり理解できないんですね。主人公が最後のガンスリンガー(拳銃使い)ということと、ある人物を追っているということは把握できるんですが、それ以外が全くわからず。訳がイケていないのか、
|ω・`) 壮大な物語の序曲だから伏せまくりなんかな~
と1巻目はさしたる手ごたえもなく終了。1巻目しか買っていなかったら、そこで終わりにしていたかもという内容でした。んで、2巻目にあたる「運命の三人」を読み始めたんですが、これが、
∑(゚Д゚;≡;゚д゚) うわっ! すげぇ~
と驚きの展開。スティーヴン・キングさんの想像力に脱帽といいますか、予想だにしなかった事態が起きます。ネタばれになるので言えませんが、漫画の「スティール・ボール・ラン」を読んだ時に感じる、
(;゚Д゚)ナ、ナンダッテー!!(゚Д゚;(゚Д゚;)
感をさらに強めた衝撃。発想がぶっ飛んでいますね。狭義のファンタジー小説ではなくて、広義のファンタジー。小説だからこそ成り立つと言いますか、こんな発想を口にしようもんなら、頭がおかしいと思われて病院送りされそうな感じ。常人では考えつかないですね。「ダーク・タワー」は、2巻目からが俄然として面白くなります。
|ω・`) ディド・ア・チック?
|ω・`) ダム・ア・チャム?
|ω・`) ダッド・ア・チャム?
|゚Д゚)) ひぃやぁぁぁ~、恐ろしいぃぃ
2巻目にあたる「運命の三人」。これ単体でも読む価値あり。発想、想像力、緊迫感、どれをとっても超一流の内容となっています。日本でいうところのお子様向けファンタジー小説ではなく、かなり大人向け。
3巻目は現在読んでいる途中ですが、
( ゚Д゚)y─┛先の展開がさっぱり読めん
スティーヴン・キングさんの天才的な発想について行くのが精一杯といったところで、読むのにかなりの集中力と体力が必要となりますが、読まずにはいられない作品。
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