忍城で甲冑を装着。カップル多いな…
埼玉県行田市にある忍城に行ってきました。忍城といえば、石田三成が水攻めしても落とせなかった城として有名ですね。小説『のぼうの城』の影響もあり、近年になり知名度がアップしています。
個人的には、何回か訪れている(引っ越す前は自転車で行ける距離だった…)ことと、本丸が鉄筋コンクリート(他も復元レベル)ということで、ここ何年かは足が遠のいていたんですが、今日は甲冑が着られるということで、
(゚∀゚)ノ これは行かなくちゃだわ
と車で出かけました。甲冑の試着は、毎年4月~5月と秋ごろに実施されているんですが、実際に自分が着るのは初めてです。なお、入館料を払えば予約なしで誰でも試着できます(大人用と子供用の両方を用意)。
(((´ω` *)(* ´ω`))) ふぇふぇふぇ、楽しみですな
甲冑は、係員の人が着せてくれるので安心。自分は言われるがままに立ったり腕を伸ばしたりするだけです。装着までの時間は10分程度でしょうか。で、手持ちぶたさなんで係員の人とお話しました。
【甲冑】
甲冑については、実戦で使用されていたものとほぼ同じ。ただ、軽量化が図られており、重量が2割減の18kgになっているとのこと。価格は50万円程度だそうです。
|゚Д゚))) 18kg!
という気がしますが、装着するとそれほど重さを感じません。きっちりと身体に密着させているからでしょうか。どちらかというと、甲冑の装着により身体が固定される(可動部分が少なくなるんで動きづらくなる)方が大変。ロボットダンス状態。速攻でやられそうです。
身体が動かしづらいんで、「一人で着たり脱いだりするのはかなり大変そうですね」といったら、「これはお供がいる中級以上の武士が着る甲冑だからね。お供がやるから大変じゃないよ。自分で着る足軽は、もっと簡素な鎧を着るよ」とのこと。足軽は、いわゆる三角笠に褌(ふんどし)モロリンといったファッションでしょうか。
|ω・`) 自分はモロリン状態の足軽がお似合いかも
褌(ふんどし)姿で戦場に横たわるイメージがピッタリ。泥濘に突っ伏していて、横キンなんかがハミ出ていれば最高かもしれません。
【甲冑装着の人数】
自分は14時頃に訪れたんですが、20人目ぐらいの甲冑装着者とのこと。多い日には、1日に80人が甲冑を装着したそうです。今日は、カップルづれが多く、2人とも甲冑を装着。互いの甲冑姿をカメラで撮影する姿が見られました(すごく楽しそうにはしゃいでいました)。
|゚Д゚))) 甲冑プレイかこの野郎~
なんてことはなく、健全な雰囲気でしたね(女性がくのいちの衣装だったら男性の目つきがギラギラしたかも…)。子ども連れもいたんですが、そちらは非常にほほえましかったです。
【のぼうの城効果】
小説『のぼうの城』がベストセラーになってから、来館者が1割増えたとのこと。忍城の本丸と直結している行田市郷土博物館では、『のぼうの城』の著者を招いた講演会の様子をビデオで流していました。『のぼうの城』の映画化も決定したそうで、「撮影場所どこになるんでしょうかね~」なんてことを話しました。忍城がどう再現されるのか楽しみです(使用済みの映画のセットを、ぜひ行田に移設して欲しいですね)。
なお、11月に開催される忍城時代祭では火縄銃の演武を行うそうです。
|∀・) 火縄銃…
11月にまた訪れようかな。
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