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2009年5月の35件の記事

2009年5月31日 (日)

「YOSHIKI/佳樹」を読了、なんつうかドン引き…

X JAPANのYOSHIKIさんの自伝「YOSHIKI/佳樹」が本日届いたので読みました。

(゚∀゚)ノ 紀伊国屋書店のネットで購入しました

構成は

序 章 「1998年5月2日、HIDE死す」
第1章 「永遠の別れ」
第2章 「林 佳樹」
第3章 「X誕生」
第4章 「疾走の記憶」
第5章 「Xの終焉」
第6章 「絶望からの帰還」
終 章 「絆」

となっており、HIDEさんの死から話が始まり、そこから幼少期、中高時代、バンド結成、インディーズ~メジャーデビュー、解散、再結成という流れになります。バンドの遍歴、各メンバーの経歴、当時のロックバンドの社会的地位などがうまく盛り込まれており、X JAPANについて知識がない人でも、

(´∀`) この1冊ですべてがわかるじゃないですか

という内容です。YOSHIKIさん個人を追うだけでなくX JAPANについても深く知ることができます。またアーティストを題材にしているんですが、他のアーティスト本のようにライターがラリッてない(すんませんね下品で…)のがいいですね。他のアーティスト本だと、ライター(小松成美さんじゃないですよ)が自分に酔うのか、ファンのことを「天使たちが」とか表現しだして、読んでいて

(;´Д`) あんた気持ち悪いよ

という状態になるんですが、「YOSHIKI/佳樹」ではそんなことがなく、結構淡々とした感じで物事が語られていきます。

(´∀`) これは好印象です

また、本として見た場合、構成、文体、語られる内容のいずれもレベルが高く、2200円(税抜き)という価格以上の価値を感じられました。アーティストの知名度に乗っかった粗悪本ではなく、丁寧に作られたということをひしひしと感じます。

さて、内容的には満足なんですが、YOSHIKIさん自体の問題行動(不良期の素行の悪さ、打ち上げでの店舗破壊、仕事のドタキャンなどなど)も包み隠さず書かれているため、読んでいてドン引きしました。

|ω・`) なんちゅうわがままな…

気に入らないことがあると、徹底的に反抗するかプイッとその場からいなくなり物事を放棄する…。暴れたい時に暴れて壊す。それに巻き込まれる周囲(教師、級友、スタッフ、メンバーなど)の迷惑なんかまったく考慮していないんですね。坊ちゃん育ちなためか、気に入らないことがあるとすぐに切れる。他者に対する思いやりが全然感じられない。

|д゚) はぁ、やだやだ

自分目線でしか物事を見られない。自分の思い通りにならないと我慢できない。で、YOSHIKIさんのそういった行動に巻き込まれた人間は、ことごとく不幸になっています。メンバーで言えば、TAIJIさん、TOSHIさん。母親に関しても、月50万円の仕送りとか、レコード会社設立資金(1000万円)の出資といった金銭面以外に、精神面での苦労が絶えなかったことも匂わす描写があります(夫が自殺した次には息子が札付きの悪に…。しかも家が不良のたまり場になるわ、金を無心されるわで可哀そう)。身近にいたら、非常に迷惑な存在といいましょうか、

(乂∀・)┌┛)`д) ;∴コトワルキック!!

というわけで、読んでいるとドン引きするわけです。本としては良くできているんですが、そこで語られるYOSHIKIさん像には嫌悪感を抱く。読んでいると複雑な心境になります。不良に憧れを抱いている女性だったら受け入れられるかもしれませんが…。個人的には無理でした。

音楽に関しても、正直X JAPANよりも

|゚Д゚))) BUCK-TICKの方が断然凄いよ

と感じているので、ライブで失神とか、TOSHIのヴォーカルじゃなきゃダメなんだとか言われても心を打たれず(悪口ばっかりになってしまった…)。しかし、読んでいると、GLAYとの確執が伺える描写があったりと小松成美さんは仕事がうまいなと感じます。不都合な点も隠さずにさらりと組み込んでいる(突っ込んだ内容にはしていないですが)。

評価は☆5。YOSHIKIさん自体については個人的には受け入れられませんでしたが、小松成美さんの手腕を評価。ファンの人はこの本を読んでYOSHIKI素敵とか可哀そうとか言っちゃうんだろうなぁ…。全部自業自得にしか思えないんだけどなぁ。

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2009年5月30日 (土)

吉村昭さんの「回り灯籠」を購入しました

吉村昭さんの「回り灯籠」を購入しました。小説ではなくエッセイ集ですね。発行が2006年12月であり、吉村昭さんが亡くなった(06年7月)後に刊行されています。

(´ー`) いまだに敬愛してやまない作家です

「回り灯籠」では、「戦艦武蔵」や「総員起シ」などノンフィクション作品の取材時のエピソードのほか、少年期の思い出などが収録されています。これらについては、他のエッセイ集でも語られている内容のものが多いほか、1エピソードあたり5ページ程度で内容が非常にあっさりしています。

|ω・`) 新鮮さは感じないですな…

と思って読み進めたんですが、一番最後に収録されている吉村昭さんと城山三郎さんの対談が、

ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ とてつもなく面白い

同世代の2人がそれぞれの流儀(私生活や趣向、価値観など)について話すんですが、ほのぼのとした雰囲気で読んでいて気持ちが落ち着くんですね。周りからすると偏屈というか頑なに感じる面がありつつも、ちゃんとした根拠があるためか人間的な嫌味を感じない。こういった歳の取り方をしたいなと感じました。

(´ー`)

また、対談の、「ボカァ幸せだなぁ」のくだりがいいですね。吉村昭さんの晩年の心境が書かれていますが、こうやって日々に幸せを感じられる(または自ら進んで感じる)ようになれたらどんなにいいことかと思います。城山三郎さんのニュースを見ない理由や、他の作家に対する感想なんかも面白いです。

評価は☆3.5。エッセイが過去に発表されたのものと重複する部分が結構あるのでこの評価。ハードカバーでなくて文庫だったら間違いなくお勧めできるかな。

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2009年5月29日 (金)

「ドラゴンランス」が2007年に映画化されていた…

世界的に大ヒットしたファンタジー小説「ドラゴンランス」。自分は、戦記と伝説しか読んでいないんですが、その後のシリーズについて読んでみようかなと思いネットで検索しました。

最新作の「魂の戦争」シリーズは、求めやすい完結記念版が出ているんですが、それでも3000円×3冊。シリーズを揃えようとすると9000円…。

|ω・`) アスキー版はやはり高いな

で、中古で売っていないか検索をかけているときに、「ドラゴンランス映画化」の文字を発見。

Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

2007年にアメリカで製作されたそうです。予告編がyoutubeにあったのでクリック。

ドラゴンランス映画版(youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=UHrOfJ8_D0o&feature=player_embedded

( ´∀`) アニメーションですか

( ´∀`) ………

(´゚'ω゚`) …

絵柄がもろアメリカンコミックという感じ。Xメンと同じで、キャラクターの顔は濃いのに絵柄は薄っぺらといいますか…。ぺナぺナ感が凄いんですよね。特に予告編の序盤で出てくるレイストリンが、

('A`) ひでぇ…

せめて、本のカバー並みの絵柄にして欲しかったです。重厚感が全くないほか、ドラゴンがあからさまにCGというのはショック。なお、映画と言われているんですが劇場公開はされずにDVDによる販売のみだったようです。だから日本でも話題にならなかったんですね。

公式サイト
http://www.dragonlance-movie.com/

youtubeの関連動画のところには実写の映像があるんですが、こちらは公式なものではないらしく、かなりショボイです(でも、重要なエピソードはしっかりと押さえているのは感心)。出演者は楽しそうなんですがね。今後も映像化は無理かな。

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2009年5月28日 (木)

実写映画『ドラゴンボール EVOLUTION 』のブルーレイ版にDVD(本編)が付属

色々と話題を呼んだ映画『ドラゴンボール EVOLUTION 』のブルーレイ版が7月24日に発売されるそうです。

|゚Д゚))) もの凄く早いじゃないですか

で、さらに驚いたのが、ブルーレイ版にはDVD(本編)がついてくる点。わかりやすく言うと、ブルーレイディスク+DVDの2枚組(両方とも本編)。

( ・ω・ ) なんですかその仕様は?

正直、ブルーレイで見ちゃったらDVDは用なしだと思うんですが、メーカーによれば、[ブルーレイとDVDの画質の違いを確かめる]、[家の居間ではブルーレイ、個人の部屋やドライブではDVDとシーンによって使い分ける]などの活用方法があるとのこと。

|゚Д゚))) そんなに頻繁に観たくなる作品なんでしょうか

映画の評判を聞く限りだと1回観終わったら用済みレベルだと思うんですがね。ブルーレイディスク版を自分で所有して、DVDを友人に貸すとかマイナス面で活用されて終わるんじゃないかなと思います。つうか、吹き替えの声優がTVアニメと全然違うんですが、大丈夫なんでしょうか。

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2009年5月27日 (水)

楽天がユーザー情報を1件10円で販売ほか

今日は目を疑うようなニュースが多かったですね。

楽天、利用者のメールアドレスを含む個人情報を「1件10円」でダウンロード販売していることが判明
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090527_rakuten_csv/
幸福の科学「金田一少年」漫画家、女子アナら衆院選へ
http://www.zakzak.co.jp/gei/200905/g2009052715_all.html

楽天に関しては、個人情報の販売で急激に業績を伸ばしていたというものですが

(´゚ω゚`) あんたにゃビックリだよ

というところでしょうか。個人情報を会社ぐるみで売っちゃうって何を考えているんでしょうかねぇ。

宗教関連に関しては、森田健作氏も同宗教団体の支援を受けていたことを認めたとか。個人的には、幸福の科学だけじゃなくて政界にからもうとする宗教団体すべてが嫌いなわけですが、

(´・ω・`) 宗教団体は宗教のことだけやっとれ

といいたいですね。宗教団体に対しては言いたいことが山ほどあるわけですが、言っても無駄な人間が多い&嫌がらせが激しいので、

|ω・`) ムニャムニャ

と明言はしませんが、明らかに異常。傍から聴いていると明らかに間違ったことを言っているのに、それを絶対の正義として受け入れる信者。洗脳って恐ろしいわいといつも感じますねムニャムニャ。久々に新堂冬樹さんの『カリスマ』を読もうかな。宗教の勧誘関連の話で笑えたんでリンク貼り。

俺がエホバの勧誘を受けた話でも聞いてくれ
http://nicovip2ch.blog44.fc2.com/blog-entry-786.html

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ブルーレイ版『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVANGELION:1.11) 』を購入

ブルーレイ版の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(EVANGELION:1.11) 』を購入しました。前のバージョンである1.01は持っていたんですが、シーンの追加と修正、映像と音の調整を行っているということを知りGET。ちなみに、1.11に関しては、ブルーレイ版とDVD版が出ましたが、ブルーレイ版の方が映像が段違いで鮮明らしいです。

|゚Д゚))) こりゃブルーレイ版一択ですな

で、家に帰ってさっそく再生。

|∀・) おほおほ、音が凄く聞き取りやすいじゃないですか

セリフ、効果音ともに非常に聞き取りやすくなっています。前バージョンでは字幕が欲しいと感じたんですが、新バージョンでは全く気にならないレベル。映像に関しても

(  Д ) ゚ ゚

と目玉が飛び出るぐらい良くなっていました。前のバージョンでは、全体的に暗かったので細部まで目が届かなかったのですが、新版では画面全体が非常にクリア。アニメを見て久々に美しいと感じました。

( ´∀`)bグッ!

音と映像の調整に加え、修正カット99カット、追加カット36カットの影響もあるんでしょうか、なんだか別作品を見ているような感覚で最後まで楽しめました。

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「グイン・サーガ」の著者である栗本薫さんが逝去

タイトルのまんまですが、ファンタジー小説の「グイン・サーガ」で知られる栗本薫さんが26日にお亡くなりになったそうです。

「グイン・サーガ」は、100巻の刊行を目指すという目標を掲げてスタートした小説(100巻を超えてもストーリーが完結していない…)。タイガーマスクが植物の茎をストロー代りに水をチュウチュウと啜る描写に、良い意味で「細かいな」と驚いたことを覚えています。

自分は、イシュトヴァーンとヨナが出てきたあたり(20巻ぐらいか?)で読むのをやめましたが、本屋に行くたびに、

(´∀`) また出ているじゃないですか

と新刊をチェックしていました。56歳という若さでの逝去。ライフワークであった「グイン・サーガ」が未完であることが悔やまれますが、お疲れ様でしたといいたいですね。

関係ないですが、ネットで注文している「YOSHIKI/佳樹」が届きません。発送予定日が26日だったのに、27日になっても何の音沙汰もない…。在庫がなくて送れないならないと正直に言えばいいのになぁ。25日の時点でe-honには在庫があったので、そっちで頼めばよかったかも。

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2009年5月26日 (火)

「有名なコピペを貼ってってください」で腹を抱えて笑う

ネットで大笑いしたのでリンク貼り。

有名なコピペを貼ってってください
http://news23vip.blog109.fc2.com/blog-entry-1761.html

( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

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北朝鮮が日本海にミサイルを2発発射

先日核実験を行った北朝鮮が、本日日本海に向けてミサイルを2発発射したとのこと。

( ゚皿゚)キーッ!!

他国から経済支援を受けていながら、国政を顧みずに軍事力を優先的に増強。拉致や紙幣偽造などに加え、さらには武力による挑発ですか。あまりにも舐めすぎじゃないでしょうか。

|゚Д゚))) そろそろ芽を摘んでおいたほうがいいんじゃ…

日本は防衛のための軍事力しか有していないので抗議するぐらいしかできないんでしょうが、裏でこっそりと日本お得意の細菌兵器を北朝鮮本土に散布するとともに、細菌入りのチョコレートやビスケットを送りこんで…

■━⊂( ・∀・) 彡 ガッ☆`Д´)ノ

細菌兵器云々は冗談にしても、話が通じない相手に何かを期待するという段階は過ぎたんじゃないかなと思います。このまま放置していたら手が付けられなくなるだけでしょうし。

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2009年5月25日 (月)

八王子城址か…

最近、何かと熊本城の情報を目にするので、「行ってみるのもいいかもなぁ」と交通費について検索。

|゚Д゚))) 片道で2万5000円か…

おいそれと出せる額ではないことと、電車の乗車時間が8時間近くあるので却下。仕方がないので、近場で行ける城がないかを検索しました。

|ω・`) つっても目ぼしいところは行ってるわな

結局お手軽で規模がそれなりのところで残ったのが八王子城址。電車で行っても2時間程度、車で行けば関越道経由で行けるのでかなり楽。が、

(((( ;゚Д゚)))) 心霊スポットとして名高いんです

行きやすいんですが、どうも行く気がしないんですよね。インターネットで検索すると、八王子城址は山に埋もれた感じながらも復元作業が進んでいるので見所が多そうなんですが、オカルト好きの突撃レポートとかを見ると、

ギャアァァァァ━━(゚Д゚|||)━━━!!!!!!

と叫ばずにはいられない不気味さ。地元の人がボランティアで清掃などをしているようなので、日中などは無人ということはないんでしょうが、落城した日には地元の人すらも寄りつかないとか。

:(;゙゚'ω゚'): 夜の突撃レポート怖ぇ~

足場もかなり悪そうなんで、思案のしどころ。心霊スポットというのが単なる噂に過ぎないといえばそれまでなんで、折を見ていってみるかな。

※八王子城址のレポートに関して、ウイルス(トロイの木馬)が埋め込まれている可能性があったのでリンク貼りはしませんでした。検索をかけて閲覧する人も注意が必要です。

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2009年5月24日 (日)

忍城で甲冑を装着。カップル多いな…

埼玉県行田市にある忍城に行ってきました。忍城といえば、石田三成が水攻めしても落とせなかった城として有名ですね。小説『のぼうの城』の影響もあり、近年になり知名度がアップしています。

個人的には、何回か訪れている(引っ越す前は自転車で行ける距離だった…)ことと、本丸が鉄筋コンクリート(他も復元レベル)ということで、ここ何年かは足が遠のいていたんですが、今日は甲冑が着られるということで、

(゚∀゚)ノ これは行かなくちゃだわ

と車で出かけました。甲冑の試着は、毎年4月~5月と秋ごろに実施されているんですが、実際に自分が着るのは初めてです。なお、入館料を払えば予約なしで誰でも試着できます(大人用と子供用の両方を用意)。

(((´ω` *)(* ´ω`))) ふぇふぇふぇ、楽しみですな

甲冑は、係員の人が着せてくれるので安心。自分は言われるがままに立ったり腕を伸ばしたりするだけです。装着までの時間は10分程度でしょうか。で、手持ちぶたさなんで係員の人とお話しました。

【甲冑】
甲冑については、実戦で使用されていたものとほぼ同じ。ただ、軽量化が図られており、重量が2割減の18kgになっているとのこと。価格は50万円程度だそうです。

|゚Д゚))) 18kg!

という気がしますが、装着するとそれほど重さを感じません。きっちりと身体に密着させているからでしょうか。どちらかというと、甲冑の装着により身体が固定される(可動部分が少なくなるんで動きづらくなる)方が大変。ロボットダンス状態。速攻でやられそうです。

身体が動かしづらいんで、「一人で着たり脱いだりするのはかなり大変そうですね」といったら、「これはお供がいる中級以上の武士が着る甲冑だからね。お供がやるから大変じゃないよ。自分で着る足軽は、もっと簡素な鎧を着るよ」とのこと。足軽は、いわゆる三角笠に褌(ふんどし)モロリンといったファッションでしょうか。

|ω・`) 自分はモロリン状態の足軽がお似合いかも

褌(ふんどし)姿で戦場に横たわるイメージがピッタリ。泥濘に突っ伏していて、横キンなんかがハミ出ていれば最高かもしれません。

【甲冑装着の人数】
自分は14時頃に訪れたんですが、20人目ぐらいの甲冑装着者とのこと。多い日には、1日に80人が甲冑を装着したそうです。今日は、カップルづれが多く、2人とも甲冑を装着。互いの甲冑姿をカメラで撮影する姿が見られました(すごく楽しそうにはしゃいでいました)。

|゚Д゚))) 甲冑プレイかこの野郎~

なんてことはなく、健全な雰囲気でしたね(女性がくのいちの衣装だったら男性の目つきがギラギラしたかも…)。子ども連れもいたんですが、そちらは非常にほほえましかったです。

【のぼうの城効果】
小説『のぼうの城』がベストセラーになってから、来館者が1割増えたとのこと。忍城の本丸と直結している行田市郷土博物館では、『のぼうの城』の著者を招いた講演会の様子をビデオで流していました。『のぼうの城』の映画化も決定したそうで、「撮影場所どこになるんでしょうかね~」なんてことを話しました。忍城がどう再現されるのか楽しみです(使用済みの映画のセットを、ぜひ行田に移設して欲しいですね)。

なお、11月に開催される忍城時代祭では火縄銃の演武を行うそうです。

|∀・) 火縄銃…

11月にまた訪れようかな。

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安達祐実さんの母親がとんでもないことに

タイトルを見て

(´゚ c_,゚`) またガセネタですか?

なんてバカにしながらクリックしたら、本当の話らしく

(  Д ) ゚ ゚

となったのがコレ↓

安達有里(安達祐実の母)がAVデビュー 7月にSODから発売
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1266005.html

安達祐実さんの母親については、以前TV番組(悪魔の契約にサインだったかな…)で見て、その言動に

(´・ω・) 息子カワイソス…

とドン引きしたものですが、AV出演ということで、今度は日本中がドン引きするんじゃないかな。別にAVがどうというわけではなくて、子どもを持つ親としてどうなのかなと思います。

|゚Д゚))) 市販化されたらamazon評価は見てみたい気もする…

関係ないですが、大笑いしたのでリンク貼り。

YAHOO知恵袋で一番面白い質問見つけた奴が優勝
http://blog.livedoor.jp/ringotomomin/archives/51212720.html

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2009年5月22日 (金)

東京モーターショー09の会期が短縮/海外メーカもほぼ不参加

2009年に開催が予定されている「東京モーターショー」。開催期間が、当初予定されていた17日間から13日間へと短縮されるそうです。

(´・ω・`) ショボーン

出品社も1政府119社減少。大型商用車と車体部門の展示を取りやめるなど、規模が小さくなるんですが、なによりも痛いのが海外乗用車メーカーの不参加。参加するのは、アルピナ、フェラーリ、ロータス、ヒュンダイのみ(ポルシェとマセラティは最近になり不参加を表明)。

(´Д`) 縁遠いメーカーしか残ってない…

アウディ、メルセデス、ダイムラー、BMWなどのおなじみのメーカーは参加せず。日本市場は飽和状態なんで、国内外メーカーともに中国市場に力を入れているのはわかるにしても、なんだかなっていう感じですね。

|゚Д゚))) 実は千葉だっていうことに気がついたのかしらん

海外のモーターショーだと、宇宙からの飛来物というシチュエーションで新型車が発表されたり、結婚式が行われたり、ギネスに挑戦したり、市販前のモデルをオークションにかけて売っちゃったりとお祭り気分なのに、日本のモーターショーは行政チックな堅さがあるんで、まずはそこから変えていかなきゃダメなのかも。

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2009年5月20日 (水)

「ダムカレー」というものがあるらしい…

5月に関わらず今日も暑いですね。

|゚Д゚))) 梅雨入りもせんのに夏ですか

暑くなると無性にカレーが食べたくなるんですが、変ったカレーがないか検索。で、「ダムカレー」なるものに行きつきました。

|д゚) ダムって、あのダムかしら…

ダムといえば、個人的には黒部ダムに行ったことがあるぐらいなんですが、ダム+カレーのイメージが全く頭に浮かばなかったので、さっそくクリック。

ダムカレー(奇食の館)
http://kisyoku.bakufu.org/dam.htm

ダムのお話のところで

(*´Д`) 放水、放水がたまらんのよ

と妙な共感を感じつつ、ダムカレーの正体を知ったわけですが、これは考え付きそうで考え付かないですね。個人的には、粘り気のあるドロドロとしたカレーが好きなんですが、ダムカレー前提ならサラサラのカレーも受け入れられそう。

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2009年5月19日 (火)

YOSHIKIさんの自伝がバカ売れ

X JAPANのYOSHIKIさんの自伝「YOSHIKI/佳樹」が25日に発売されるんですが、初めて本名を公開するなどかなり突っ込んだ内容になるようです。

|゚Д゚))) X JAPANには興味がないが読んでみたい

と思うんですが、ファンクラブでの先行予約が既に5万部を突破、amazonの書籍ランキングでも1位。初版が7万部らしいので、

|ω・`) どう考えても入手できん…

ダメもとでネット注文しておくか、初版を諦めてamazonの評価が出てから入手を試みるか悩みどころですね。個人的には、V2結成の話が入っているといいなと思うんですが、小室哲哉さんが逮捕されたから無理かな。TOSHI絡みの話などもどう扱っているのか興味がわきますね。

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「鼻からイカソーメンをすする女」

職探しをしていると、聞いたことのない出版社やマニアックな分野がゴロゴロとあることに驚くんですが、本日、中経出版の「鼻からイカソーメンをすする女」に行きつきました。

|゚Д゚))) 鼻から…

鼻からイカソーメンをすする女(書籍)
http://www.chukei.co.jp/cgi-bin/books/detail.rb?o_id=3348

フィクションなので

変態だ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━ !!!!!

と大騒ぎするほどじゃないんですが、世の中には変わった趣向を持つ人がいるので、こういった人も存在するのかも知れませんね。なお、文章についてはネットで公開されており、PC上からも読めます。

鼻からイカソーメンをすする女(携帯小説版)
http://micanaitoh.legi.jp/novel/top/1753

内臓が内蔵になっていたり(誤字ですね)、

(´゚ω゚`) どんなシチュエーションだよ

など突っ込みどころはあるんですが、場面を想像するとなかなか面白いです。鼻からものを食べるという下品さに耐えられる人なら読めるかな。

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2009年5月18日 (月)

NEOGEOを久々に稼働させるも、思わぬ落とし穴が…

先日の掃除でNEOGEO(ネオジオ)のカセットが出てきたので、

|゚з゚) 本体が作動するか確かめてみようかしらん

と、NEOGEO本体、ACアダプター、RGBケーブルを引っ張り出し、REGZAの32V型(32CV500)に接続しました。本体もコントローラーも埃をかぶっているんで、手が汚れないように軍手を装着。コントローラーは、NEOGEO CD用のパットタイプを選択しました。

(・∀・) 変態ハードにふさわしい変態装備です

液晶テレビを使用してプレイするのは初めてなんで、

|∀・) 画質はどうかしら

と若干ワクワクしながら電源をON。

|∀・) ………

|∀・) ……

(´゚'ω゚`) 何も映らん!

どうやらACアダプターの接触不良が原因の模様。ACアダプターをいい角度で固定することで問題が解決しました。

しかし、本体が現役の時もそうでしたが、カセットを差して1発目でゲームが起動する確率が10%程度。まともに起動するまでに、差したり抜いたり差したり抜いたり差したり抜いたりの繰り返し。力いっぱい差して力一杯抜く、

|゚Д゚))) 最近のゲーム機にはない醍醐味といいましょうか

部屋に、ガッ! ゴッ! ガッ! ゴリッ! なんて音が響き渡るんですが、カセットと本体の寿命を縮めているようなドキドキ感がたまりません。

さてゲーム画面ですが、ワイド液晶画面全面にゲーム画面が表示されます。4:3じゃないんですね。無理やり左右に引っ張っているのかどうかはわかりませんが、個人的には

ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ 迫力があっていいじゃないですか

という感じ。画面に寄って見ると、さすがにドットが粗いと感じますが、画面から離れてプレイする分には気にならないレベル。個人的にはドット絵が好きなんで、味があって好印象です。ゲームとしての出来も全般的に良く、『侍魂』シリーズ、『ワールドヒーローズ パーフェクト』、『メタルスラッグX』、『KOF95』なんかは、今やっても十分に楽しめますね。

ところが、プレイしていて

|゚Д゚))) 必殺技が全く出ん…

と思ったら、NEOGEO CD用コントローラーが昇天。十字ボタンの下が全くの無反応というナイスな仕様になっていました。

。・゚・(ノД`)・゚・。

ジョイスティックでプレイする気はさらさら無いので(ボタンがカスカスうるさい…)、NEOGEOを再び収納。

(´;ω;`) さよなら、NEOGEO

NEOGEO CD用コントローラー。ネットで売ってないか探してみようかな…。

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2009年5月17日 (日)

『ヒトラー ~最期の12日間~』を観ました

amazonでの評価が高かったので『ヒトラー ~最期の12日間~』を購入しました。原題はドイツ語で『DER UNTERGANG』。日本語に訳すと『没落』です。邦題だとヒトラー個人に焦点を当てた作品のように思ってしまいますが、そうではなくてドイツ(ナチス・ドイツ)全体の敗戦を描いています。

|ω・`) さすが日活…

日本じゃ『没落』なんていうタイトルよりも『ヒトラー』の方がインパクトが強いからそう名付けたんでしょうが、作品を見終えた後では、タイトルを『没落』のままか、『没落 ~ヒトラー最期の12日間~』にでもした方が良かったんじゃないかなと思います。

|゚Д゚))) あらゆる意味でタイトルで損している作品ですね

さて、同作品では、ヒトラーをはじめ、将校とその家族、兵士、市民それぞれの立場から戦争と敗戦を捉えているんですが、それぞれの立場で戦争というものがガラリと変わるということが描かれています。

既に存在しない戦力をあてにして戦略を立てる総統(というか将校が本当の戦況を伝えていない…)、全体の戦況を把握し敗戦を確実視しながらもそれを口にできない将校、勝利を信じて地下壕で過ごす家族、矢面に立たされてバタバタと死んでいく兵士、スパイ容疑をかけられ殺される市民。それらが混然一体となって紡ぎだす戦争の様相…。

(゚Д゚;≡;゚д゚) もの凄くリアルなんじゃないですか

従来の戦争映画にはなかった描写じゃないかと思います。このほか、ベルリン市内の地下壕で、「どうあがいても敗戦しかない」という現実に追い詰められていく様が凄い。直接的な表現や派手な言動といったものはなく静かな感じなんですが、

(((( ;゚Д゚)))) 追い詰められてる! 追い詰められてるっ!

緊迫感が凄く伝わってきます。映画を見ていて息苦しさを感じてしまいました。

(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ

地上での戦闘も地獄なら、地下の司令本部も地獄。突発的な死が訪れる地上の戦場と異なり、将来は負けしかないという絶望感にさらされながら過ごす地下の方が悲惨ですね。真綿を首で絞めるようにジワジワとジワジワと…

(lll゚Д゚) ヒィィィィ

発狂しないのが不思議なぐらい。逃亡を企てたり酒におぼれて現実から逃避する将校が続出する中でも、ヒトラーは総統として現実と向き合わなくてはならない…。役者の演技が鬼気迫るもので、まさに迫真の演技。

:(;゙゚'ω゚'):

目が離せませんでした。全出演者の演技が素晴らしい。展開も素晴らしい、音も特殊効果も素晴らしい。

( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ

評価は☆5。戦争映画は結構見る方ですが、ドキュメンタリー色の強い映画の中ではナンバー1だと思いました。『サルバドル』、『キリング・フィールド』とともに記憶に残る作品ですね。

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『ザ・コクピット』のDVD版を購入

松本零士さん原作の戦場アニメ『ザ・コクピット』。同作品のDVD(廉価版)が出ていたので購入しました。1993年にOVA(オリジナル ビデオ アニメ)として制作された「成層圏気流」、「音速雷撃隊」、「鉄の竜騎兵」の3作品を1つにまとめています。

(´ー`) レンタル落ちのビデオ版は持っていました

DVD化に伴い映像がきれいになっているのかなと期待したんですが、特にそういうこともなく、逆にスタッフロールの文字がぼやけ気味になっています。マスターの状態が良くなかったのか、手を入れなかったのか、ちょっと残念ですね。

ストーリーに関しては、原作にかなり忠実です。漫画版を読めば済んじゃうので、5000円以上出してDVD版を購入するのは微妙かな。興味のある人には、「音速雷撃隊」と「鉄の竜騎兵」が収録されている単行本(2巻)をおススメします。

|゚Д゚))) お前、DVD版買うてるやんけ

と言われそうですが、衝動的にamazonの注文ボタンをクリックし、数時間後にキャンセルしようとしたら、

|ω・`) 発送したから変更は無理よ

と言われたんで仕方がなかったというところでしょうか(原作のファンなので、保存用として棚に置いておくか…)。漫画版では良いエピソードがたくさんあるので、OVAではなくテレビシリーズ化して欲しいんですが、戦記ものを出すのは今の日本じゃ無理なんだろうなぁ。

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2009年5月14日 (木)

黒澤明さんの『七人の侍』を購入

映画のDVDをよく買うんですが、最近の作品は1回観たらもう観る気がなくなるというものばかりなので、

|ω・`) 購買意欲が低下しまくり

最新作ばかりではなく、不朽の名作といわれるものを観る段階に来ているんじゃなかろうかということで、黒澤明さんの『七人の侍』をチェック。

|゚Д゚))) 5000円…
↑廉価版でこの価格

モノクロ映画に5000円出すことに悩みつつも思い切って購入しました。

『七人の侍』は、1954年に公開された映画です。ストーリーに関しては、ウィキが詳しいので省略。上映時間は207分で、上映時間が長いためDVD2枚に収録されています。1枚目の終わりに数分間にわたって「休憩」の文字が入りますが

|∀・).。oO(実際の映画館でもこうだったんだろうな)

となぜか嬉しくなりますね。

映像はモノクロなんですが、陰影に富んでいるほかピントもバッチリと合っているため、非常にシャープな印象を受けます。古さを感じません。一方の音声については、若干聴きづらいんですが、字幕設定があるので字幕ONにすることで解決。

全体を通して驚いたのが、主役や脇役といったくくりがなく、すべての出演者に強烈な存在感があるという点。主要キャラクターである七人の侍、村人(百姓)、野武士はもちろん、単なる通行人からも息吹を感じます。登場する人物すべてから生活感がにじみ出ているわけです。

|゚Д゚))) 何か秘密があるに違いない…

詳細については今後ちらちらと調べたいと思いますが、村人(百姓)に関しては、1人1人にストーリーを設定(表には出てこない裏設定ですね)し、リアルさを出すために家族単位で生活させ演技させたとのことです。

そんな感じで出演者全員に生命感(生々しさ)があるので、作られた世界という感じがしないんですね。自分がその世界に入りこんで、実際にその出来事を見ているかのような感覚。退屈するわけがない。

あとはストーリーはシンプルなんですが、単純な勧善懲悪ではなく一本調子でもない。観客が退屈しないように配慮されている点がいいです。最近の映画は、観客が退屈するかどうかはそっちのけで、製作者側の意図する映像だけを一方的に流すエゴ丸出し(非常に退屈な)映画が多い。そういったものに比べると、『七人の侍』の方がエンターテインメントとは何か? ということを意識していると思います。観客を楽しませてこそのエンターテインメントでしょという感じ。

( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ

評価は☆5。長時間にもかかわらずすべての時間を堪能できた作品は初めてです。あとは観ていて画面全体からエネルギーを感じました。生身の人間が放つエネルギーといいますか、とても元気が出てきます。価格がもう少し安くなればいうことなしですね。

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アイドルを囲むツアーの内情が酷そうな気配

アイドルやタレントファンに向けたツアーがあるようですが、目ん玉が飛び出るほど高額なものから、リーズナブルなものまで幅が広いようですね。

|゚Д゚))) 料金が安い方が良心的なのかしらん

というイメージを持っていたんですが、料金が安くても「こりゃ悲惨だぁ…」と感じたものがあったので紹介。

元「モー娘。」飯田のファン 「できちゃった婚」にショック
http://www.j-cast.com/2007/07/09009133.html

モーニング娘。のメンバー(当時)である飯田圭織さんとの交流ツアーでのことなんですが、ネットでも語り草となっているようです。概要は以下の通り。

【料金】
 1万9000円(←料金だけ見ると良心的)
【食事・バーベキュー】
 ソーセージ1本
 肉1枚
 野菜少量
 半切りバナナ
 キッコーマンの烏龍茶

( ゚Д゚) 食事が酷っ!

とてもバーベキューとは呼べない(呼びたくない)お粗末さ。んで、食事の後は巨大迷路に入れられ、迷路で迷っているうちに飯田圭織さんを交えたイベント(合唱)がスタート。

(  Д ) ゚ ゚
↑どこぞからか歌声が!

最後にバスが飯田圭織さんの周りを1周するということで、迷路で迷っていた人でも本人を見ることはできるとはいえ、これはツアーの意味がないんじゃないでしょうか。

しかも、イベント前日に飯田圭織さんの

できちゃった婚の発表!

これが一番かわいそう。アイドルやタレントの追っかけをしている人間に対して、個人的には良い感情を抱いていないんですが、あまりの内容に、

(´;ω;`) ウッ…

腹を抱えて笑い転げました。腹筋が崩壊しそうです。悲惨すぎて、同情とかそういうレベルを超えてしまったんですね。第3者としては、笑ってあげるしかない。当事者も笑い話のネタにするしかないでしょ。

ツアーの内容自体が料金に見合っていない(酷い料理と時間稼ぎとしか思えない巨大迷路。おそらく楽しさは皆無)上に、目的である飯田圭織さんが前日にできちゃった結婚を発表。

まだ、ツアーの内容がまともなものだったら、温かな雰囲気にでもなったんでしょうが…。参加者にとっては、踏んだり蹴ったり。いくら商売とは言え、ファンに対してこの仕打ちはないと思いましたね。

と思ったら、一方で参加者のレポートが。

参加者のレポート
http://www.h7.dion.ne.jp/~lovely-i/kaori2007.htm

|゚Д゚))) 内容が全然違うじゃないですか…

どっちが本当なんでしょうかね…。こういったアイドル関係のツアーの評価本(というか暴露本)を出せば面白いと思うんですが。幻想を抱いたファンがいかにして絞りとられているのかなど、黒くて笑える話がたくさん出てくると思います。下のツアーも予想通りになりそうな予感。

AKB48と行くパリツアー
http://warasoku.blog18.fc2.com/blog-entry-945.html

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2009年5月13日 (水)

「アナロ熊のうたにアニメつけてみた」の動画が面白すぎる

地デジ推進キャラクター「地デジカ」に対抗するキャラクターとして、一般の人が考え出した「アナロ熊」。鹿vs熊という対比のほか、愛嬌のあるAA(アスキーアート)が素晴らしいんですが、ココログニュースによると、アニメーションを付けた歌「アナロ熊のうた」が大人気らしい。

アナロ熊のうたにアニメつけてみた(youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=bUMtQCPbTuc&feature=related

|゚Д゚))) どんなもんでしょうか…

とクリック。

( ゚∀゚)・∵. ブハッ!!

哀愁を感じさせる歌詞と軽快なBGM、その2つを絶妙に繋ぐアニメーション…。

( ゚∀゚)o彡°もう1回、もう1回

と再生ボタンを押す手が止まらず、5回連続で見てしまいました。なんだか大ヒットの予感。

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ダン・ブラウン「天使と悪魔」を読了

ダン・ブラウンさんの小説「天使と悪魔」を読みました。小説については、「天使と悪魔」が2000年発表、「ダ・ヴィンチコード」が2003年発表ということで、映画の公開と時期が逆転しています。

|∀・) 自分も「ダ・ヴィンチコード」を先に読みました

さて、「天使と悪魔」ですが、フリーメーソンなどの秘密結社、建造物に秘められた暗号、一部の人間だけが握っている宗教上の史料など、中学生あたりが大喜びしそうな要素が満載です。

ヾ(o゚ω゚o)ノ゙

自分も中学生の頃はそういった話が好きだったんですが、歳をくったせいか、現在はあんまりワクワクしなくなりましたね。どちらかというと、超古代文明や宇宙がどうとかといった話の方がワクワクします(『ムー』は読みませんが)。

で、「天使と悪魔」については、上・中・下巻に分かれているんですが、上巻と中巻がそれなりに現実的な話なのに対して、下巻の後半はハリウッド的な展開。

( ゚Д゚)アライヤダ!!

インディ・ジョーンズばりに主人公が活躍します。このあたりになると、謎解きもほとんどなくなりアクション中心となるので、没入感が薄れて完全な傍観者状態。そのためか、終盤のどんでん返しがきても、それほど衝撃がなかったですね。ああそうなんだという程度。

映画版を予想すると、ヴァチカンとローマの観光地巡り&アサシンとの攻防だけで終わりそうな予感。物質と反物質、宗教と科学と、対になる存在云々に関して、原作を読んでいない人はよくわからないんじゃないかなと思いました。

評価は☆3。

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2009年5月12日 (火)

ブログ「僕の離婚バトル~仁義無き戦い~」が凄まじい

ネットサーフィンをしていて、偶然「僕の離婚バトル~仁義無き戦い~」にたどり着きました。個人ブログで、管理人の体験談が載っています。

|゚Д゚))) どうせ通り一遍の話だんべや?

と読み始めたんですが、

|ω・`) この奥さん最悪じゃないですか

から

エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マヂ?

になり

(  Д ) ゚ ゚ まさか、そんなことが!

からの

( ゚皿゚)キーッ!!

そして

(((((((( ;゚Д゚)))))))) 怖えぇ、怖えぇよ~

と回転が加わり

(´゚ω゚`)

あんど

(屮゚Д゚)屮 フォラアヨ!

を経て

。・゚・(ノД`)・゚・。

これが実話だっていうんだから、人間って怖いですね。そして人間って温かい。単なる離婚の話ではなく、探偵や警察、DV法なども関わってきていて読んでいて非常に勉強になるんですが、それ以上に、読んでいる間中

|゚Д゚))) 死んじゃうの? 死んじゃうんじゃないの?

と心配で心配でなりませんでした。常人だったら耐えられないと思います。なんかね、下手なサスペンスやホラー小説よりも断然凄いというか壮絶というか、とにかく

Σ( ゚Д゚) スッ、スゲー!!

読み始めてから読み終えるまで3時間近くかかりましたが、久々に何かを読むという行為に没頭してしまいました。ちなみに、書籍化されているらしいですが、ブログ形式でも読みにくさというものを感じませんでした。構成が非常にいいです。

当初は、離婚話=縁起でもないという気持ちで読み始めたんですが、読み終えた今「これは多くの人に読んで欲しいな」と思ったので紹介。

|゚Д゚))) 本当におススメです

ぜひぜひ、読んで欲しいですね。

「僕の離婚バトル~仁義無き戦い~」
http://toran.livedoor.biz/archives/cat_50020475.html

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2009年5月11日 (月)

各地の城で入場者数が過去最高を記録

産経新聞の記事ですが、各地の城の入場者数が過去最高を記録したそうです。

お城、女性もお熱 各地で入場者数最高 武将人気後押し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090511-00000092-san-soci

戦国武将の容姿に関してかなりの幻想を抱いているとか、寵童などの行為にロマンスを求めているとか、何やら特殊な層だけが増えている気がするのですが気のせいでしょうか。城の無骨さと静けさが好きな自分にとっては

( ゚Д゚) 城の貞操がっ!

ちゅうところですか。まぁ、各城には、この機会を逃さずに収益を上げてもらって、復元費を稼ぎまくってほしいですね。

そういえば、戦国武将の睦合いに興奮する女性がいるということは、同様に戦国武将の睦合いに興奮する男性がいても不思議じゃないということになるわけですが、

(*゚∀゚)=3褌(ふんどし)がたまらんのよ、褌が

というコアな人がいるんじゃないかと思いグーグルで検索。

('A`) …

('A`) ………

( ゚Д゚) 男の貞操がっ!

今後城を見学するときには、背後に気をつけようと思いました。

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2009年5月10日 (日)

『築城せよ!』の漫画版を購入

2009年6月に公開予定の映画『築城せよ!』の漫画版を購入しました。

(´∀`) 本屋にはなかったんでネットでGETしました

映画のストーリーに関しては、以前にも触れたので割愛。

漫画版ですが、このままの構成で映画が展開するんだろうなというような、そのものズバリといった内容。まぁ、映画のストーリー展開自体はそれなりに予想がつくものだと思うので、別に漫画版を読んだからといって映画の面白さがスポイルされちゃうということはないと思います。

|∀・) 逆に人物の相関関係が把握できていいかも

絵柄に関しては、クセがないのでとっつきやすい感じ。小間割りなども変に凝ったりせずに読みやすいです。たいてい、原作ありの映画作品は原作を読むと興味を失うものなんですが、この『築城せよ!』は、映画版も見たいと感じさせる内容でした。

評価は☆4。

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2009年5月 9日 (土)

「ユリイカ」で諸星大二郎さんの特集をやっていたので購入

雑誌「ユリイカ」の2009年3月号で諸星大二郎さんの特集がやっていたことを知り、ネットで購入。「ユリイカ」に関しては読んだことがないんですが、詩と批評を中心とした雑誌のようです。

|゚Д゚))) 自分とは明らかに路線が異なりますな…

で、諸星大二郎さんの特集に関してですが、雑誌の性質上からか、○○文学研究者や批評家などによる批評が9割を占めています。諸星大二郎さん本人が登場するのは冒頭のインタビューのみですね。

本人が自分の作品を解説するのではなく、他人がなんやかんやと述べる。まぁ、それは別にいいんですが、批評といいつつ論者が自分のことしか語っていなかったり(別にあなたのことは知りたくないんですが…)、言葉を弄くり回すことに夢中になりすぎて、読みづらい&内容がスカスカだったり

(#゚Д゚)y-~~ なんじゃこりゃ

的なものが混ざっているのが残念な感じでした。

諸星大二郎さんといえば、民間伝承や神話、伝説、仏教にみる宇宙論など異端というか異説を取り入れた大胆なストーリ展開が魅力なんですが、その元となった説の学界における扱い、作品が発表された時期の社会情勢と当時の周囲(同業者、編集者、読者、学識者など)の反応など、作品周辺の話をメインに据えた方が面白い内容になったんじゃないかと思います。

|ω・`) 批評雑誌という縛りがネックですな

「ユリイカ」の中で興味深かったのは、呉智英さんの「懐かしさと不気味さと」、春日武彦さんの「感情のある風景のこと」、海老原豊さんの「境界の散歩者」、竹熊健太郎さんの「ワン&オンリーな作家」、師茂樹さんの「顛倒への名づけ」、中田健太郎さんの「共同体の開かれ」。

なお、諸星大二郎さんが1970年に描いた『硬貨を入れてからボタンを押してください』が収録されていますが、「ユリイカ」でしか読めないようなので、同作品のために買うのもありはありかな。

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2009年5月 7日 (木)

NEOGEOのROMが出てきたわけですが…

部屋の納戸を片づけていたんですが、奥の方からNEOGEO(ネオジオ)のROM(カセット)が出てきました。NEOGEO自体全然稼働させていないんで

|゚Д゚))) 売り払うといくらになるのかしらん?

とネットで検索。自分が所有しているソフトは、買い取り価格が大体1000円~3000円台(ちなみに定価は3万円程度…)。NEOGEO自体が過去のハードであることに加え、PS2で廉価版が沢山でているので、いまさらROMに価値はないといったところでしょう。

|ω・`) これは手元に置いていた方がいいわな

とおもっていたら、「メタルスラッグX」だけが買い取り価格3万円程度と超高額。

Σ(´Д` )

一ケタ間違っているんじゃなかろうかとAmazonで検索をかけると、中古品で9万円近くの値段(販売価格)がついていました。

(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル

他のサイトを見てもプレミアム価格で販売。出荷数が少ないのか、マニア受けする作品なのか、とりあえず人気が高い模様。

|ω・`) 手元に置いとこうかしらん

高ければ高いで売る気が失せるこの不思議。それでも、近所に買い取ってくれる店があれば売りに行くんですが、NEOGEOを取り扱っている奇特な店は都内ぐらいにしか無いんでまた納戸行き。

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2009年5月 6日 (水)

ダンボールで城を作る映画『築城せよ!』

映画館の中には上映予定作品のチラシが置いてあるんですが、その中で戦国武将が軍配を突き上げているチラシを発見。「築城せよ!」とデカデカと書いてあったので、

(´∀`) おおっ、『火天の城』ですか

これ見たいんですよねぇとかいいつつチラシを手に取ると、「西暦2009年―無名の戦国武将、段ボールで城を建てる?!」、「風雲急を告げる紙の城」という奇妙な文字。戦国武将の背後をよく見ると、クリアランスセールとかいらっしゃいませの幟。

(;゚д゚) なんじゃこりゃ?

安土城築城を描いた『火天の城』とは全くの別作品で、作品名が『築城せよ!』(←てっきりキャッチフレーズかと…)。

ストーリーは、城を建てられずに無念の死を遂げた戦国武将3名の幽霊が、過疎化が進む町(猿投)に出現。町おこしを望む住民を巻きこみ築城を図る(ただし素材は段ボール)が、工場の建設を進めたい町長一派と対立し…というもの。

( ゚д゚) 何気に面白そうじゃないですか

コメディタッチなんでしょうが、感動しそうな予感がするのは気のせいでしょうか。漫画化されているそうなのでそちらも気になりますね。

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CD買い取り価格が1円とか…

買ったものはそのまま手元に置いておくほうなんですが、部屋をスッキリとさせるために映画DVD、CD、ゲームをガッツリと売却しました(人からもらったものは除く)。

(゚∀゚)ノ 売れそうにないものについては廃棄です

廃棄するCDについては、非常にもったいない気がするんですけど、やるときに思い切ってやらないといつまでたっても片付かないんで、BUCK-TICK、MALICE MIZER、BOOWY、PERSONZ、LUNASEA以外は売るか廃棄かですべて処分することにしました(売却分は別にして、廃棄するCDは200枚以上…)。

で、売れそうなDVD、CD、ゲームを段ボールに詰め込んで店舗へ。

(゚∀゚)ノ 買い取りお願いしたいんですが

(n‘∀‘)ηはいはい、なんでも買い取り…
↑ダンボールを見て動きの止まる店員

量が多いんで40分後ぐらいに買い取り価格の査定が出たんですが、CDの価格がピンからキリまでといった感じで驚きましたね。買い取り価格の主な傾向は以下の通り。

■CDシングル
1円~50円。
宇多田ヒカル『Wait&See』が1円、氣志團『One Night Carnival』とB'z『OCEAN』が各10円、木村カエラ『Jasper』が50円。

■CDアルバム
1円~1650円。
浜崎あゆみが1円~10円、ドラゴンアッシュ『Harvest』が8円、森山直太郎『新たなる香辛料を求めて』が10円、スピッツ『RECYCLE』が150円、パフューム『GAME』が1650円。
アルバムは商品のだぶつき度、アーティストの新規ファンの獲得度によりかなり価格が異なるようです。流行期が過ぎ固定ファンしか買わない様になっているアーティストに関しては、中古品を出しても売れない(固定ファンは新品で既に買っているし、新規ファンの獲得もほとんど見込めないため売れる見込みがない)ので買い取りも安くなるといったところでしょうか。また浜崎あゆみさんのように売れすぎたものも、時期が過ぎると価格が急落。オムニバスものは、400円~1400円ぐらいの価格でそれなりに安定しています。

|д゚) CDは、やはり安いな…

なお、店もCDの在庫を抱えて困っているのか、店舗内に1円でCDを販売するコーナーを設置。旬を過ぎた中古CDほど厄介なものはないというところですね。

■映画DVD
1円~2200円。
『アニマトリックス』が1円、『マトリックス』(シリーズ)と『ハリーポッター』(シリーズ)が各10円、『ボーンコレクター』が20円、『シャイニング』が300円、『少林寺三十六房』が1200円、『トロピック・サンダー』が1800円、『レッドクリフ』が2200円。
最新作は1800円程度。それ以外は、○○BESTといったように定期的に再販される『シャイニング』や『2001年宇宙の旅』のような作品、タレントの人気で再び売れる可能性のある邦画は値崩れがないです。それ以外の流行りもの、不人気作品は、値崩れが半端じゃないですね。

■映画ブルーレイ
1200円~3200円
『パイレーツ・オブ・カリビアン』(シリーズ)が各1200円、『アイアンマン』が2200円、『ウォーリー』が3200円。おそらく、ブルーレイディスクは1200円が買い取りの最低価格。

単体で見ると非常に細かい金額なんですが、売った数がそれなりだったので、買い取り価格が6万円を突破(予想外に高かった)。ちなみにレシートの長さも1mを突破。

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2009年5月 3日 (日)

坂野昭彦さんの『一文無しが 贋札造って 捕まって』を購入

坂野昭彦さんのノンフィクション小説『一文無しが 贋札造って 捕まって』を購入しました。タイトルのテンポがいいこと、実話であること、犯罪の舞台となったのが埼玉県の大宮付近であることから購入。

西原理恵子さんの『この世でいちばん大事なカネの話』と一緒に買ったのですが、両方とも1万円札の図柄が表紙にデザインされていますね。

|゚Д゚))) 福沢諭吉の苦み走った表情だけが俺の心を癒す
↑by新堂冬樹

なんてことはないんですが、店員にしてみれば、「よほど1万円札が好きなのかしらん」と思われても仕方のないチョイスだったかもしれません。

|゚Д゚))) 支払いももちろん1万円札ですよ

思わぬ諭吉フラッシュに、レジで目がくらみました(漱石じゃなくて諭吉がこんなに…ハァハァ)。

さて、『一文無しが 贋札造って 捕まって』は、実際に偽札を製造&使用し逮捕された人物が執筆しています。犯行の動機や偽札製造から使用に至るまでの経緯なども語られるのですが、111日間におよぶ留置所での生活と取り調べが本のメインとなります。

当事者本人(いわゆる文筆家でない人)が執筆ということで

|ω・`) 文章が読みづらいんじゃなかろうか

と危惧したわけですが、文章の構成も話の展開も非常に良くまとまっています。内容が盛りだくさんなのに読みやすい。これは、著者が小説好きということが大きく影響していると思います。

(゚∀゚)ノ とにかく読ませる内容なんです

一度読み始めると止まらないです。

著者は企画設計会社の社長をしていたんですが、バブルの崩壊により会社の経営が傾いたことに加え、母親の介護のために借金。母親の介護や借金の影響で妻との関係もギクシャクし離婚。介護をしつつ再就職を目指すんですが、タクシー会社の詐欺的な仕組みでさらに貧困。母親が他界し、貯金も尽き、投げやりになり贋札製造に着手と

|゚Д゚))) なんちゅうリアルな転落人生

他人事ではないんですね。誰しもが陥る危険性のある状況といいましょうか。そして、留置所内での生活や取り調べのエピソードも非常に生々しい。まぁ、殺人や強盗といった血なまぐさい凶悪犯でなかったためか、刑事や係官もどこか優しいんですけどね。

犯罪者が書いた自叙伝(小説)というものは、個人的には嫌いな部類に入るんですが、贋札偽造という犯罪のためか、嫌悪感を抱きませんでした。それよりも、1人の男性の人生に関する話といった印象が強く興味深かったですね。フィクションのミステリー小説などを読むよりも断然面白い。タクシー会社の仕組みなども垣間見えてためになります。

評価は☆5。

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西原理恵子さんの「この世でいちばん大事なカネの話」を購入

西原理恵子さんの「この世でいちばん大事なカネの話」を購入しました。西原理恵子さん+金ということで

|д゚) ギャンブル系のえげつない話でしょうか?

と思ったんですが、想像と異なりとても真面目な内容。真面目な内容と言っても、学者などの専門家が述べるような経済的な話ではなくて、貧困が子どもの成長や家庭環境にどのような影響を及ぼすかについて体験を元に考察を述べています。

西原理恵子さんが幼少~学生~社会人期に体験したことをもとに語るので自叙伝としての要素も含んでいるんですが、「友人との金の貸し借りでどのようなものを失ってしまうのか」などの直接的なもののほかに、「子ども時代に親に暴力を振るわれた人間がなぜ自分が大人になった時に親同様に暴力をふるってしまうのか」、「不良やヤンキーがなぜそうなってしまったのか」などについてもカネという視点から分析しています。

|゚Д゚))) これが非常に興味深い

一言で言うなら、貧困による負の連鎖というものでしょうか。金のない家庭に育った子どもはそれなりの教育しか受けられず、現代の社会の仕組みではいつまでも抜け出せない。また、貧困に起因する家庭内での衝突、暴力、精神的な荒廃からも抜け出せず、気がつけば自分が嫌っていた親と全く同じ状況になっていると…。世代が変わろうが何をしようが、いつまでたっても負のスパイラル。一方、恵まれた家庭の子どもは、良き家庭、良い教育と上昇気流といったところですか。これは個人レベルだけでなく、先進国と後進国といった国にも当てはまることですね。

|゚Д゚))) こうやって二極化が進んでいくわけですな

経済力の違いによる格差や社会的差別。知っていても誰も口にしない(またはタブー視し口を閉ざしている)社会の現実というものをバシッと書いているわけです。

|д゚) そのほかにもいろいろと…

お金の話といいつつも、お金の話にとどまらないんですね。生き方、価値観、育つ環境、働くということなど、どちらかというと人生に関するお話。

本のタイトルや表紙のデザイン、帯の説明文にとらわれずに、多くの人に読んで欲しいなと感じた本。西原理恵子さんの作品としては珍しく99%が文章ですが、わかりやすく、そして読みやすく書かれているため普段本を読まないような人でも、とっつきやすいと思います。

評価は☆5。学校の推薦図書として置いてもいいんじゃないでしょうか。

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2009年5月 1日 (金)

映画『GOEMON』の公開時にもらったCDにYOSHIKIさんと紀里谷和明監督の対談

映画『GOEMON』を観たときに映画館でCD「ROSA」(VIOLET UK/YOSHIKI)をもらったんですが、それをさっそく視聴。

|゚Д゚))) 収録時間が10分30秒か…

itune上の表記だと曲のタイトルが「Konstantine」。ジャケットの曲名と異なるし、エンディング曲にしては長いなと思って聞いていたんですが、エンディング曲の途中からYOSHIKIさんと紀里谷和明監督の対談が入っていました。

エンディング曲に対する印象や映画の見所、世界戦略などが両人によって語られまくり。

(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル

なんて豪華なんでしょうか。予想外の内容で驚きました。非売品ということなのでプレミアムがつくかな。

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映画『GOEMON』を観ました

江口洋介さん主演の映画『GOEMON』を観てきました。映画の日(チケット代が1000円)であることと、上映初日ということが重なり客入りは上々。

( ´∀`) 終日満員といったところでしょうか

なお、映画館でエンディング曲「ROSA」(VIOLET UK/YOSHIKI)のCD(※内容は別記事)をもらいました(先着5万名の特典とのこと)。1000円で映画が観られて、しかもCDまでもらえるって

( ゚∀゚)o彡° こりゃすごいお得じゃないですか

さて、映画ですが、安土桃山時代の伊賀忍者「石川五右衛門」が主役の冒険時代活劇です。

史料での石川五右衛門は、豊臣秀吉を暗殺するために大坂城に侵入するも、茶器の「千鳥の香炉」が鳴ったために捕まり、釜ゆでにされたと伝えられる人物ですね。

|ω・`) 五右衛門風呂の語源でもあります

映画では、史料の石川五右衛門を再現するとともに、石川五右衛門がなぜ豊臣秀吉の暗殺を企てたのか? について想像を広げています。本能寺の変の黒幕説など、歴史上で謎とされている部分(異説)もストーリーにうまく盛り込んでおり

|゚Д゚))) 歴史好きでも十分楽しめるじゃないですか!

単なるCG映画だと思っていたので、これは意外でしたね。ただ、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康、石田三成など歴史上の人物に関する説明は劇中では出てこないので、歴史に詳しくない人はちょっと勉強してから観ると、より一層楽しめると思います。本能寺の変~関ヶ原の戦いあたりを押さえておけばOKでしょう。

CGに関しては、CGを使用していないカットがないんじゃないかと思うほど多用していますが、『CASSHERN』のような違和感やストレスといったものがありませんでした。アクションシーンも動きが激しいのに見やすい。

Σd(゚∀゚d)イカス!

『CASSHERN』とは雲泥の差ですね。『GOEMON』のCGは見せ方がうまく、実写と融合していてとても迫力があります。殺陣のシーンでは、思わず手に力が入り鼻息が荒くなってしまいました。

(*゚∀゚)=3ハァハァ

いい歳をして不覚にも興奮…。若干、BGMと効果音の音量が大きすぎるかなと思わせる部分があった(音に対するストレスを感じた)ものの、全体としては非常にいいデキ。120分があっという間に過ぎることでしょう。

評価は☆4.5。『ヤッターマン』に続き、邦画やるじゃんと感じさせる作品になっていました。歴史好きな人は歴史のifとして、歴史に詳しくない人は爽快なアクション映画として、それぞれ楽しめると思うのでカップルにもおススメ。

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DVD版『トロピックサンダー』を購入

コメディ映画『トロピックサンダー』のDVD版を購入しました。

ブルーレイ版と迷ったんですが、DVD版はディレクターズカット版で13分延長(ブルーレイ版は劇場公開時のまま…)しているほか、別エンディングなどボーナス映像がけた違いに多いのでDVD版にしました。

|ω・`) ブルーレイ版がショボイという不思議仕様

『トロピックサンダー』のストーリーを大まかに説明すると、

1.戦争映画の撮影で集められたスター俳優がわがままし放題
2.費用ばかりがかさんで撮影がひとつも進まず
3.出資者が激怒し、スター達は本物のジャングルに放り込まれることに
4.そのジャングルは麻薬密売組織の縄張りで戦闘発生

撮影だと思っていたら、敵や敵の武器が本物だったというものですね。ありがちといえばありがちなパターン。

|゚Д゚))) それでは早速見ましょうか

まず、冒頭から超下品な言動&グロイ映像。家族で見た場合は、お茶の間の空気が凍りつくこと間違いなし。コメディ作品だから、家族で楽しく見ようと考えている人は要注意です。

アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ

それを過ぎると

(・∀・)ニヤニヤ

と笑えるゾーンに突入。しかし、実際のジャングルに放り込まれてからは、ちょっとテンポが停滞気味になり、

( ´Д`)………ンガッ
↑10分間ほど爆睡

DVDを見ていて寝てしまったのは久々。中盤あたりは展開に緩急がないんで、見ていて退屈してしまうんですね。その後はラストまでしっかりと見たんですが、細かい部分で笑える要素はあるものの、抱腹絶倒とまではいかず。

パッケージ中央のベン・スティラーさんが主演、監督、脚本、原案、製作を務めているんですが、出演と製作の双方に関わっているせいか、バカバカしさというものにブレーキがかかっているような印象を受けました。放り込まれたのがリアルな危険地帯だったという発想は面白いし、役者も豪華。面白い要素は詰まっているんですが、どこか融合しきれていない感じ。期待が大きすぎたのかも。

評価は☆3。

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