安土土産「信長軍パイ」と「まけずの鍔」「安土もも山」を食す
安土の信長の館で購入したお土産「信長軍パイ」と「まけずの鍔(つば)」「安土もも山」を食べました。土産物としては、信長の鎧のフィギュア、天下布武の印鑑なども売っていたんですが、天下布武の印鑑は使いどころが難しいと思うので、無難に食べ物にしました。良く考えれば、滋賀県の名産を食べていないし…。
。・゚・(ノД`)・゚・。 近江牛はデラ高かったんです
で、「信長軍パイ」は、その名の通りパイ菓子。マーガリンの風味が強いパイ生地の中に、甘さを抑えた黒餡が入っています。
( ´∀`)b 上品な感じでいいじゃないですか
甘いものが苦手という人にもおススメ出来る味。バターじゃなくてマーガリンという点がちょっと残念ですが、お土産ものとして十分喜ばれるレベルだと感じました。個人的には好きな味。
(゚∀゚) では次に行きましょうか
「まけずの鍔」と「安土もも山」はセットになったものを購入しました。「まけずの鍔」は最中、「安土もも山」は、和菓子の桃山といったところです。
「安土もも山」は中が黒餡なんですが、こちらも餡の甘さを極力抑えた感じで好印象。外の甘さと中の甘さが合わさっても、それほどしつこくないのが良いです。「まけずの鍔」は結構甘い感じなので、セットで買うと緩急がついていいと思います。
(・∀・) 価格もお手頃です
さて、「軍パイ」は軍配、「安土もも山」は安土桃山時代にちなんでいることはわかるのですが、
|゚Д゚))) まけずの鍔って何よ?
と疑問が生じると思います。土産に解説書が付いていたので紹介。
今川義元との戦(桶狭間の戦い)に臨む際、織田信長は戦勝祈願のために熱田神宮を詣でたのですが、その時に信長が、「わが軍の必勝を目に見える形で示し給え」と一握りの永楽通宝を投げ、それが全部表を向いたので、「わが軍の勝利は間違いなし」と士気を鼓舞したと云われているそうです。
|∀・) 白鷺が飛んだだけじゃなかったんですね
桶狭間の戦いに勝利した信長は、その後、愛刀の鉄鍔の表と裏に永楽通宝を刻み、その後も連戦連勝。そこから、信長の鍔は、「まけずの鍔」と呼ばれるようになったそうです。なお、この鍔は、安土城城跡にある摠見寺に保管されているとのことです。
熱田神宮を詣でた際のことについて、白鷺に関しては木下藤吉郎(のちの羽柴秀吉)が準備していたと言われていますが、信長も両面が表の永楽通宝を用意していたということなんでしょうか。今川との戦いに向けて、虎視眈々と出撃の準備を進めていたことが伺えるエピソードですね。
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