安土城跡、天主閣/安土旅行その4
標高199mの安土山の頂にあるのが安土城天主閣跡。現在では、天主の地階の礎石のみが残されています。
(´ー`) 天主の詳細については近年まで謎だったんです
キリスト教の宣教師の「ヨーロッパにもあるとは思えない壮大な城」という言葉が伝えられていたのみで、安土城の天主の外観および構造は長い間不明だったんです。が、近年になり加賀藩の大工に伝わる「天主指図」が見つかり、その指図と史料、発掘・実測調査を照らし合わせた結果、
ヾ(o゚ω゚o)ノ゙ この指図は安土城天主閣のものに相違ない
ということになり、朱塗り金ぴかの安土城天主閣が現代によみがえることになりました。地上6階地下1階の構成で、高さは46m。世界で初めての木造高層建築とのことです。想像しやすいように、「城郭資料館」の模型と、「信長の館」の復元天主の画像もアップしておきます。
【城郭資料館の模型】
安土駅の裏手にある城郭資料館には、安土城を20分の1スケールで再現した模型があります。可動式で、中の構造もバッチリと見ることができます。また、ビデオ映像で天守について説明してくれます。ちなみに、デアゴスティーニの安土城は90分の1スケールです。
【信長の館の復元天主】
安土城跡から自転車で10分ぐらいのところに「信長の館」があります(黒い色の施設です)。ここには、スペインのセビリア万国博覧会(平成4年開催)に出展された安土城天主を展示。天主の5階と6階部分を原寸大で復元しています。お触り厳禁なほか、フラッシュも禁止と制約は多いですが、かなり豪華なので一見の価値あり。
最後のしゃれた建物は、安土城考古博物館。安土城が当時どのような姿だったのかをCGで再現。安土城跡を訪れた後に見ると理解が深まります。
(´ー`) 三者三様の見どころがあるわけですね
城郭資料館と信長の館には、宣教師が描いた信長の肖像画のコピーがあります。最も似ているといわれる肖像画ということなので、安土を訪れた際は、これも要チェックですね。
なお、安土城築城に関しては、「火天の城」というタイトルで映画化されるそうです。2009年9月12日に全国ロードショー。西田敏行さん、福田沙紀さん、椎名桔平さん、大竹しのぶさんと役者も豪華。ぜひ見たいと思います。
火天の城
http://katen.jp/
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