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2008年12月14日 (日)

映画『ディア・ハンター』を見ました

映画『ディア・ハンター』のDVDを購入しました。1978年公開の映画で、ベトナム戦争が若者の人生に落とした影といったものをテーマにしています。30年前の作品ですが、CGなどを使用していないためか

(゚∀゚)ノ 映像の古臭さを感じません

さて、『ディア・ハンター』は、ベトナム戦争を舞台にしていますが、戦闘シーンは数分程度。上映時間(約176分)のほとんどが、3人の青年の出征前と帰国後の生活の描写となります。

戦場で負傷や死といった直接的な破壊を免れたとしても、目に見えない部分で被害を受ける。戦争が人格や人生そのものを滅茶苦茶にするものだということを、静かな感じで訴えかけてきます。

|д゚) ジワジワとくるんです

3時間に及ぶ作品ですが、派手なシーンなどがないにもかかわらず、退屈することなくエンドロールへ到達。これは、この作品が丁寧に撮られていることと、無理に感傷を誘おうというあざとさがないからかもしれません。俳優の演技も良いですね。

( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ

見終えた後は、『スリーパーズ』を思い出しました。『ディア・ハンター』はベトナム戦争、『スリーパーズ』は少年院が契機となり、人生が一変するわけですが、その落差感というか、何事かによって友人が変貌するというのが共通するのかも。

『ディア・ハンター』の評価は☆4。大人におすすめ。

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