Xbox 360版『CALL OF DUTY -WORLD AT WARー』(北米版)をクリア
Xbox 360版『CALL OF DUTY -WORLD AT WARー』(北米版)をクリアしました。
後半に沖縄戦(海戦、山岳戦、首里城制圧)があるのですが、神風特攻隊および山岳地帯における戦闘の激しさがとてつもなく
:(;゙゚'ω゚'):
狂気の世界でした(ベトナムで枯葉剤に頼るしかなかったように、沖縄戦では火炎放射器に頼るしかなかったということを主張するかのような部分もありますが…)。戦争ものの書籍などを読むと、夜な夜な繰り返される日本軍の突撃(手榴弾を抱えての特攻などの決死隊)に米兵は恐怖のあまりに発狂したというエピソードがありますが、それに近い感覚に陥りますね。敵も味方も狂っている。
ただ、アメリカで制作されたゲームですので、沖縄戦の熾烈さや悲惨さといったものはぼかされ、局地戦のみにとどめています。個人的には
|ω・`) ガダルカナル島や硫黄島での戦闘も収録してほしかった…
ガダルカナル島など、補給路を断たれた日本軍は弾薬も食料もなく目を覆う惨状だったわけですが、日本の教育ではそういったことを教えません。そういった事実を多くの人にしってもらうためにも、そこらへんの映像資料を組み込んで欲しかったです。
|ω・`) 日本のメーカーじゃ無理だもんで…
評価は☆4。理屈ではなく、戦場で生き残るためには相手を殺すしかないという、異常な世界を体感することができます。ただし、達成感とか爽快感はゼロ。敗戦国の日本人なもんでさ…。エンディングを迎えて感じるのは、戦争の愚かさと、喪失感。もしかしたら、日本人向けのゲームなのかも。
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