『六枚のとんかつ』を購入
行きつけの本屋の目立つ部分に陳列されていた小説『六枚のとんかつ』を購入しました。ウリ文句は、「空前絶後のアホバカ・トリックで話題の、第三回メフィスト賞受賞作」ということです。
|д゚) アホバカなのに賞を受賞…
気になったので購入。何か事件が起きてそれを解決するという推理もので、14編入った短編集。短いものは、本当に4ページぐらいで終わったりします。
で、
( ・ω・) フムフム
と読みすすめたわけですが、出てくる話がどれもしょうもない。事件およびトリックとすら呼べないようなものが、次から次へと連続してやってくるわけです。読んだ感想を喜怒哀楽で示すなら
呆れるじゃボケェェッ!
(ノ ゚Д゚)ノ ==== ┻━━┻
↑やばい喜怒哀楽じゃないや…
「バカだ、ゴミだ、誰にでも書ける、商品としてのレベルに達していない」など批評を受けた作品だそうですが(←あとがきに書いていました)、なんですかね、書店で並べて売っていいものではないと思います。
本好きの自分としては、本というものは著者と読者のコミュニケーションであり、対決の場であるのかなと考えています。金を払って手にとってくれた読者を没頭させよう、楽しませよう、何かを与えよう、後悔させないようにしようという姿勢が、エッセイを含めてどの作品にもあるんじゃないのかなと…。
( ゚Д゚)σ がっ!
この作品にはそんなものは微塵も感じられず。ひたすら著者の自己満足(小学生にサウンドノベルを作らせたらこうなるかもしれん…)。久々にお金を払って購入したこと、読んで時間を無駄にしたことを後悔した作品でした。
(´・ω・`)ガッカリ・・・
つうか、メフィスト賞はダメな作品に与えられる賞だったんでしょうか…。
ω_(゚∀゚ )≡ モヒョヒョヒョヒョ
↑あまりにも頭に来て、なんだか楽しくなってきた
普段本を読まない人向けの作品。本好きな人が読むと、卒倒するかも。評価は☆1。これを買うぐらいなら、ほかの本を買うことをオススメしたいです。
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