「蟹工船」を購入
本屋に行ったら、「ワーキングプアの現代だからこそ読んで欲しい」という煽り文句とともに、平積みで「蟹工船/党労働者」が売っていました。
|д゚) なぜいまの時代に小林多喜二…
と思いつつも、読んだことはなかったので購入。小学生あたりだと、
≡゚∀゚) 蟹ビィィ~ム、蟹ビィィ~ム
とおおはしゃぎするタイトルですね。
さて、「蟹工船」は、カムチャッカまで漁に出かける蟹漁獲船のお話。そこで働いている労働者が、
( ゚д゚) 俺たちは命がけで働いているの賃金安っ!
( ゚д゚) 何もしない上層部の儲けが大きいのが納得イカン!
ということでストライキを起こします。その裏には、アカ化を図る学生の暗躍があったりするわけですが、バリバリの共産主義小説ですね。
|д゚) よくわからんが、危険なニホヒ
が漂ってくるわけです。小林多喜二さんは、言論弾圧で拷問を受け29歳の時に殺されてしまったのですが、当時の国の思想統制というものにとっては、たしかにトンデモナイ本だったのかも。
個人的には、徳川政権の頃から続く搾取の政治体制は大嫌いなのですが、かといって共産主義もなぁ…。
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