「アイ・アム・レジェンド」と「幼年期の終わり」
編集長が、小説「アイ・アム・レジェンド」を貸してくれたので読みました。ハヤカワ文庫ということでSFかなと思っていたんですが、どちらかというとモダンホラー。
( ´∀`) スティーブン・キングと同じ系統かも
序盤からグイグイと引き込まれるストーリー、そして終盤には驚きの事態が。何をもって異端とするか…。久々に面白い小説でした。
私はハイラインの「夏への扉」を読んだことがあるのですが、ハヤカワ文庫ってなかなかの粒ぞろいですね。他の作品も読みすすめようかなと書店へ足を運びました。
( ゚Д゚)σ まずは有名どころからじゃ
というわけで、アーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」を購入。著者は「2001年宇宙の旅」で知られるSF作家&科学者ですね。
「幼年期の終わり」は、物々しいタイトルで、かなり堅めなイメージがありますが、中身は結構なじみやすいです。
宇宙人がやってきて、地球上に統一国家を築くというものですが、感覚的には、星新一さんのショートショートを読む感覚に近いですね。ウィットに富んでいるほか、人間の心理というものがよく現されています。訳がちょっとどうかな…という点がありますが、プロット自体が面白いので、
ω_(゚∀゚ )≡ モヒョヒョヒョヒョ
と時間を忘れて読んでしまいます。実際に宇宙人がいると考えた場合、この小説のようなやり方で、徐々に人類に慣らしていくのではないか。すでにそういう事がされているのではないのか、なんてことを想像してしまいますね。
( ´∀`) SF最高~
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- イギリス特殊部隊隊長が語る湾岸戦争「ブラヴォー・ツー・ゼロ」を読了、卒倒ものですな(2012.02.19)
- 戦場はかくも不潔なのか! 一兵士の心情を描いた「ペリリュー・沖縄戦記」を読了(2012.01.29)
- スティーヴン・キングさんの短編集「夜がはじまるとき」を購入、これは過去最高の(2011.10.04)
- 「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2011」の感想といわくつき物件など(2011.09.04)
- 歴史小説の大御所が衝突する「日本史探訪」を読了、森蘭丸はガチムチなど意外な話も(2011.06.05)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント