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2007年2月の13件の記事

2007年2月28日 (水)

『ワンダと巨像』を購入、キャラとの一体感と臨場感が凄い

前から気になっていた『ワンダと巨像』を数日前に購入しました。

ストーリーは、魂を失った女の子を生き返らせたいと考えている主人公が、禁断の地に足を踏み入れるところから始まります。死者を復活させるのが目的ですね。

女の子の魂を呼び戻すためには、禁断の地に存在する巨像を倒す必要があるということになってゲームがスタート。愛馬”アグロ”とともに巨像を探す旅に出ます。

( ´∀`) うふふ巨像巨像

十数分後に念願の巨像に初めて遭遇しましたが、第一印象は、

(゚Д゚ ) デカッ! マジでデカッ!

ファイナルファンタジーでも鉄巨人などが出てきますが、それの比じゃない大きさ。図体の大きさといい、動き方といい、圧倒的な存在感があります。たしかにそこに存在している。ハリボテじゃなくて、ちゃんと重量感が感じられるわけです。で、その巨像がでっかい棒のようなものを振りかざして襲ってきます。

(゚Д゚ )アラヤダ!!

( ゚Д゚) マァイヤダ!

必死になって避けましたが、本気で死ぬかと思いました。アクションゲームをやっていて、「あ~死んじゃう。死んじゃう」という恐怖感を味わったのは久しぶり。「やられちゃう」じゃなくて、「死んじゃう」です。一体感と臨場感が高いんですね。

最初の巨人は、とりあえず必死にしがみついて、無我夢中でブンブンやっていたら終わっていました。

巨像の主成分は岩ですが、行動や主人公がしがみついたときのリアクションなどがとっても生き物(人間or動物)ぽい。なので、倒したあとはスゴイ罪悪感に襲われました。

。・゚・(ノД`) ゴメンよ、ゴメンよ

自分の目的は、死んでしまった女の子の魂を呼び戻すこと。「人間は魂が離れてしまったら、諦めるのが掟ではないのか?」と禁断の地の声がゲームの初めでいいますが、まさにその通り。主人公の目的は、人外の道というか許されるものではないわけですね。

自分の知っている女の子を復活させるためなら、他の者(巨像)を犠牲にするのも厭わない。そういう考えは、自分的には、

( ゚Д゚)アライヤダ!!

というわけで、巨像を倒していくたびに、

(´;ω;`)ウッ…

という感じでした(←過去形)。なぜ過去形かというと、4体目ぐらいからは、新たな巨像を目にすると、

( ゚Д゚)σ おお! あそこから登れそうやな

とか、

( ゚Д゚)σ ここか? ここが弱点なんか?

と巨像を倒すことに悦びを感じるように…。このあたりの心理の変容というものは怖いですね。

16体目の巨像で時間がかかりまくり、12時間ぐらいでクリア。エンディングは、賛否両論あると思いますが、個人的には満足。色々と考えさせられます。ネタバレになるので言えませんが、エンディングはぜひ自力で見て欲しいです。

評価は、
アクションゲームとしては、☆5(謎解きとアクションの見事な融合)
世界観は、☆5(アグロも含めて)
ストーリーは、☆4(後半、かなり寂しい気持ちになるので)

子どもにはオススメできないけど、大人の人にはぜひオススメ。1体目の巨像と闘うだけでも、十分にお値段分は楽しめますよ。

Wanda_to_kyozou_01 Wanda_to_kyozou_02 Wanda_to_kyozou_03

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整形疑惑の人って

ここ数年で話題になっているのが、芸能人の整形疑惑。週刊誌やインターネットでもタレントの学生時代やデビュー当時の写真が出てきますが

(;´∀`)・・・うわぁ・・・

という人も多いですね。

↓関連リンク(芸能人の整形疑惑、比較画像あり)
http://ameblo.jp/tamory/theme-10000567347.html

整形については賛否両論あるんだろうけど、個人的には

(゚Д゚)y─┛~~イインデネーノ?

という感じ。別にタレントが整形をしていたからって、生活に影響が出るわけじゃないし。綺麗になるために代償を払っているわけだから、本人の問題だと思う。

が、本当に整形しているのかどうかは非常に気になるのココロ。整形技術で変わったのか、それとも成長の過程だけでそこまで変われるものなのか

ω_(゚∀゚ )≡ 人体の神秘、人体の神秘よ~

(*`Д´)=○)Д゚) ´Д゚)・;' タァ━━!!

↓整形疑惑その他で何かと叩かれ気味の大塚愛さん。本人の資質がどうこうというよりも、avexの売り方に問題があったんじゃないかなぁ~。そんな感じ。

Ootuka_ai_2007_0228

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2007年2月24日 (土)

最近気になるゲーム『ICO』と『ワンダと巨像』、評価がかなり高いじゃないですか

最近、時間があるとアマゾンのレビューをチェックします。CDは熱狂的かつ盲目的なファンが☆5を付ける傾向にあるようなので、レビューを読むのは書籍とゲーム、DVDが中心になります。

で、最近激しく気になりだしているのが、プレイステーション2のゲーム『ICO』と『ワンダと巨像』。製作会社は同じらしいのですが、どっちらもやったことがないどころか、人がやっているのも見たことないし、ゲーム画面も見たことがない。

レビューを見ると、

(n´ⅴ`)η とっても幻想的な世界なのウフフ

という感じらしい。そして、えらく心に来るらしい…。レビューを読んでいるだけで、胸にぐっとくるものがあるんですよね。特に『ICO』。

(´;ω;`)ウッ…

そんなに気になるなら買えばいいじゃん? と言われそうですが、自分はアクションゲーム&謎解きが結構苦手。

『サイレントヒル4』←挫折シマスタ

『SIREN』←公衆電話で陽動するところで銃で撃たれ挫折

『SIREN2』←犬の視点をジャックするところででワケ分からず挫折

「零」←序盤の押入を開けるところでビビリまくり封印

(´-ω-`) 挫折ばっかで買ってもクリアできるとは思えず…

どっちかっつうと、上手い人のプレイを眺める方が性に合っているタイプ。

小中学生の時には、

「スーパーモンキー大冒険」←ファミコン屈指のクソゲー

「スイートホーム」←死んだら死にっぱなしの極ムズRPG

などを本能のままにクリアしていたのですが、最近のゲームは、根性とか運とか想定もしなかったルートとかでのクリアってムリっぽいし。しかし、『ICO』と『ワンダの巨像』気になるなあ。

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2007年2月22日 (木)

吉村昭さんの「羆嵐」を再読、静けさの中で行われる惨劇

吉村昭さんの小説「羆嵐(くまあらし)」を久々に再読しました。

同作品は、大正4年12月に六線沢(北海道天塩国苫前)で発生した「苫前羆事件」をテーマにしています。「苫前羆事件」は、冬眠に失敗した羆(ひぐま)が開拓村を襲撃し、2日間で6名を殺害するという事件で、”日本獣害史上最大の惨事”らしいです。

小説「羆嵐」は、当時の資料、関係者の話などを元に構成しているため、小説ではありますがドキュメンタリー色の強い内容となっています。

さて、現在でも山で熊に襲われたなどのニュースを耳にしますが、「苫前羆事件」は、人と熊が山の中で偶然出くわすというケースではなく、羆が食糧として人間を狩りに村までやってきます。

( ・ω・) とっても能動的

なわけですね。大正4年の開拓村は、草囲い、ランプ、隣家との距離は近くても数百メートルと、羆に襲われたときの防衛能力というものはほとんどなく、羆に闖入される=死を意味したようです。また、街灯などもないため家と家との間は闇。どこから羆が現れるか分からない状況。

吉村昭さんの「羆嵐」は、そういった状況下で羆に襲われることの恐ろしさ、羆に対する人間の無力さ(個々だけでなく集団でも)といったものを克明に描いています。また、当時の開拓民の生活様式なども交えており、臨場感があり、自分がその村の住人で事件現場にいるかのような錯覚に陥ります。

<抜粋>
中川の家にむかっている足跡を目で追った男の一人が、区長に青ざめた顔を向けると
「みんな逃げたのだろうか」
と、言った。
区長は、こわばった顔を明景の家に向けたまま、
「今、中でクマが食ってる」
と、抑揚のない声で答えた。

<抜粋ここまで>

”今、中でクマが食っている”

シンプルな言葉ですが、それだけに読んでいる方は恐怖感がわいてくるわけですね。

((((;゚Д゚))) ウヒョ~

<抜粋>
男たちは、その言葉に一瞬体を固くさせると、明景の粗末な家に眼を据えた。ランプも薪も消えているらしく、はずれかけたムシロのすき間からのぞく家の内部には濃い闇が凝固している。傍を走る渓流の音と松明の燃えはじける音しかきこえぬ静けさの中で、羆が家の内部の者を食っているとは思えなかった。
かれらは、区長が錯乱状態にあるのではないかと疑った。

(中略)

突然、区長たちの肩が弾むように動いた。音がした。それはなにか固い物を強い力でへし折るようなひどく乾いた音であった。それにつづいて、物をこまかく砕く音がきこえてきた。
区長たちの顔が、ゆがんだ。音は、つづいている。それは、あきらかに羆が骨をかみくだいている音であった。

(中略)

音が絶え、再び渓流の音が沸き上がるようにきこえてきた。
<抜粋ここまで>

この、注意の対象が移り変わっていくような感覚面での描写もすごいです。第三者としての視点なのですが、その場に放りこまれたような感じ。それでいて無駄な装飾のない文章。吉村昭さんの著書を好む理由の1つでもあります。

実際に、事件がどのような結末を迎えたのか? また、事件を引き起こした羆のサイズがどれくらいなのか? については、同作品を手にとって確かめて欲しいので秘密。

羆撃ちの銀四郎の生き様など、感じ入る点は非常に多いので、オススメ度は☆5(満点)。

関連リンク(当時の現場を復元したらしいです)
http://homepage1.nifty.com/~n_izumi/higuma/atochi.html

Kuma_arashi

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2007年2月21日 (水)

今年の榛名湖は凍結せず、伊香保ではモロリン攻撃

今日、会社の先輩と自分の地元の駅で合流。そこから榛名山までドライブに行ってきました。さすがに平日だけあり、これといった渋滞もなく下道のみにもかかわらず2時間弱で到着。

今年は暖冬ということもあり、榛名山自体は山頂あたりに雪がちょっと残っている程度。ノーマルタイヤでもなんとか榛名湖畔まで行けました(渋川・伊香保ルート)。

まぁ、ノーマルタイヤだったので嬉しかったんですが、例年なら全面に氷が張っているはずの榛名湖が、6割は水という状況。氷が張っている場所も、亀裂が生じまくっていてとても人が乗れる状態ではなくワカサギ釣りも当然中止。

・゚・(ノД`) あぁぁ唯一の観光がぁぁぁ

土産物屋も半分ぐらい閉まっていて、とっても閑散としていました。土産物屋のおばちゃんも、

(´・ω・`) こんなの初めてよ

と、かなり意気消沈な様子。土産物を買ってあげようかと思ったものの、これだというものはなかったので、そそくさと退散(薄情ですか…そうですか)。

|´・ω・)ノ んじゃ

そのまま伊香保に戻って、露天風呂にIN。平日なのでお客は少ないのかなと思っていたら、結構若者の姿が多くて驚き。温泉=爺さん婆さんという図式が崩れましたね。

さて、露天風呂に足を踏み入れたところ、地元の若者(20歳ぐらい)と思われる4人組が、

( ゚Д゚)ノω チソコクラエッ!

ω_(゚∀゚ )≡ モヒョヒョヒョヒョ 

( ゚Д゚)ノフォラァヨ!! ---===≡≡≡ω シュッ!

とモロリン状態でお出迎え。熱い湯とぬるい湯の境目の石の上に仰向けになってモロリンとお出迎え。仰向けで大事な部分を丸出しというか、誇示しているというか。見せつけられているこちらとしては、

(゚Д゚ )アライヤダ!!

(゚Д゚ )マァイヤダ!!

という感じ。恥じらう年ごろでもないし、

|д゚)カンサツ

するような趣味もないので素知らぬ風で入浴しました(でも、ちょっとは隠そうよ…)。

日中の気温がそこそこ高かったせいか、露天風呂は心地良かったです。入浴料とタオル代で750円。料金もいい感じです。機会があれば草津もチェックしに行きたいですね。

Ikaho_rotenburo

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2007年2月20日 (火)

ドライブ中ってどんな曲を聴く?

東京在住の会社の先輩が「東京以外の風景がみたい」というので、明日、伊香保までドライブすることになりました。

個人的には、伊香保の先にある榛名山がオススメなのですが、2月中は雪が残っていてツゥルトゥルの可能性が高いので、今回は見送りかも。4年前は、凍結している中でもノーマルタイヤで、

ウヒョ━━━━(n‘∀‘)η━━━━

というように峠道を走ってた(つうか滑ってた)のですが、いまではとてもムリな芸当(当時もムリだったっぽい…)。

それはいいとして、人を乗せるときに気になるのが、BGMをどうすべかなぁという点。片道3時間ぐらいのドライブなので、ラジオだけじゃ飽きるだろうし。

1人の時だと、椎名林檎の『モラトリアム』や、ブランキー・ジェット・シティのアルバムを詰め込むんだけど、

嫌いなアーティストズラ~(*`Д´)=○)Д゚) ´Д゚)・;'

という可能性もある。あまりメジャーだと、聴き飽きている可能性もある(自分も飽きる)ので無難なところで洋楽かな。

自分の持っている洋楽かつロックなものは、イングウェイ・マルムスティィ~ィンの『MAGNUM OPUS』と『FIRE&ICE』。

『MAGNUM OPUS』は、1曲目の「Vengeance」のイントロ(ギターソロ)がとってもかっこういい。『FIRE&ICE』は、10曲目の「Forever Is A Long Time」がいいですね。

( ゚Д゚) フォェェェバァッ イッツァ ルゥオング ルゥオング タアァァッイム!

と気持ちよさげにわかりやすく歌ってくれます。直訳すると、「永遠、それはとってもとっても長い時~」みたいな感じ。「わざわざ言わなくても、そんなことは知っている」と突っ込みを入れつつもノリノリになれる曲です。

あとは、サヴァタージ。『ハンドフル・オブ・レイン』と『デッド・ウィンター・デッド』。どれも古いな…。

Yngwie_malmsteen Yngwie_malmsteen_02 Savatage_01 Savatage_02

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2007年2月18日 (日)

TBSの日航機墜落事故番組など

今日(2月18日)、TBS系列で再放送された「ボイスレコーダー”残された声の記録”」を見ました。これは、1985年に発生した日航機墜落事故をテーマにしたドキュメンタリー番組ですね。

当時、小学校4年生だった私は、航空機墜落の事故についてのニュースを見た記憶はあるものの、それについて何かを考えたり、影響を受けるといったことは無かったわけですが、いい歳になったいま見ると、規模の大きい事故だったこと、事故現場が群馬県だったことに驚き。事故調査にあたった運輸省の姿勢にも驚きを禁じ得ずといった感じです。

感想については省きますが、TBSは良い番組を作ったなということで讃辞を贈りたいです。

こういったドキュメンタリー番組の存在は、吉村昭さんの著書を好む私にとっては、大変興味深く、また、世間的にも評価されていいのかなと思います。バラエティや音楽番組もたまにはいいですが、こういった物事を深く考えさせてくれる番組が増えてもいいのではないでしょうか。

さて、そんな私が最近読んだのが、吉村昭さんの「陸奥爆沈」と「背中の勲章」。「陸奥爆沈」は再読で、「背中の勲章」は初読です。いずれも、第二次世界大戦に関するもので、丹念な取材を元にしたドキュメンタリー小説です。

過去の事実を掘り起こす作業の大変さについては、吉村昭さんも「陸奥爆沈」の冒頭で、

「この島の死者たちは、過ぎ去った時間とともに朽ちようとしている。やがては反復される季節の歯車によってすりつぶされて、永久にその存在を消してしまうだろう。
私にも、ショベルを手にすることはできる。埋もれかけているものを、土中から掘り起こすことができないわけではない。しかし、いったんショベルを土中に突き立てたときからはじまる労の多い作業を思うと、ショベルを手にとることに強いためらいを感じる。土の中は深く、そして暗い」

と述懐しています。いまの時代、ドキュメンタリーを完成させることのできる精神力と体力、そして才能を持つ作家は少ないのかなと感じます。吉村昭さんの逝去が惜しまれてならないですね。

Mutu_bakuthin Senaka_no_kunsyou

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2007年2月16日 (金)

カツオ節がわんさかとわいてくる夢

昨日の深夜、

(´-ω-`) スカスカ

と眠っているときに夢を見ました。シチュエーションは、中学校か高校の教室で、日時は卒業当日の昼間。最後のホームルーム真っ最中というものです。

といっても、教室内の生徒の顔を見ても、

|д゚) あんた誰や?

という感じでみんな知らない人。なのに、なぜか惜別の情だけはあるようで、ちょっと寂しい心持ち。

で、しばらくしたら、クラス委員らしき男が、

(n・e・)η「3年B組はみんな最高のメンバーでした」
↑不思議なことになぜか3年B組らしい…

みたいなことを言いだして、となりの席の女子が必死に涙をこらえはじめる。

(´;ω;`)ウッ…

やばい、自分も泣いちゃうかもと思いながら、ふと自分の机の上を見ると、なんかカツオ節の削ったやつ(けずり節)がわんさかと乗っかってるわけ。

( ゚Д゚) ……なんじゃこりゃ?

タイプ的には、たこ焼きの上にのっているけずり節のような感じで、もの凄くフワフワ感があり、微妙にゆらゆらと揺れてる。

(・∀・)ほう、美味そうではないですか

と、感心している場合じゃないので、とりあえずひっつかんで机の中にギュッと押し込んだのですが、なくなった分を補充するかのように、机の上のけずり節が増量。しかも、わずかながら増え続けはじめました。

(゚Д゚≡゚Д゚) フハァ!

放っておいてもいいんだけど、クラス最後の日に机の上にけずり節てんこ盛りって、雰囲気ぶち壊しじゃないすか? なんとかしなきゃいけないじゃん? って思うじゃないですか。

緊急回避の策として、とりあえず口の中に入れてみることにしたのですが、口の中の水分を全部吸い取られるかのような、パサパサ感。

(((( ;゚д゚))) アアァァァアア

(((( ;゚д゚))) シイィィザァァァア~

夢の中なのでオチはないのですが、「やっぱ、けずり節だけ食うのはムリだわ。あれは脇役だわ」と納得して夢は終了。でも、目覚めはなんか、すごいスッキリ感。なんだったんだ一体…。

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2007年2月14日 (水)

京極夏彦さんの「邪魅の雫」を読了、ウニャウニャ度がMAXじゃないですか

京極夏彦さんの小説「邪魅の雫」を購入しました。京極夏彦さんの小説は、過去に11作品読んでいるので、ほとんど惰性でGET。

( ´∀`) 発売日は、本屋に平積みのピラミッドですか…

京極夏彦さんの書く小説(とくに妖怪名がタイトルになっている京極堂シリーズ)は、持って回った言い回しとか、理屈、屁理屈の多さが特徴的。自分は、それらを”ウニャウニャ度”と呼んでいるわけですが、今回の「邪魅の雫」は、そのウニャウニャ度が、これまでになく異常に高い。

(n‘∀‘)η ウニャウニャウニャウニャ

大抵の推理小説は、事件の発生条件であったり、現場に残された証拠、人物関係などを読者にわかりやすく提供。そのうえで、「事件の原因や背景はなにか?」ということを解き明かしていくわけですね。材料を与えられた読者は、自分で推理をたてていく楽しみを味わいながら読み進める。これが王道じゃないかなと思います。

が、この「邪魅の雫」は、事件の発生条件や人間関係をわざとわかりにくくして、読者に伝えています(…伝えてないかも)。まったく関係のない話や著者の価値観といったものを間に挟み込んできたり、無意味な描写、当て字、会話などが多すぎます。比率で言えば、必要な情報1に対していらない屁理屈や描写が9割。ウニャウニャ度まっしぐらなわけです。

自分は、推理小説においては、読者に全ての判断材料を与えるのがフェアなやりかた。著者はその上で、読者を、

( ゚Д゚) アッ!

と言わせるトリックやプロットを考える。これがテクだと思うわけです。そういう意味では、最近の京極堂シリーズは、アンフェアだと感じてしまいますね。

さて、今回の「邪魅の雫」のいらない部分をポイポイして、プロットだけを見ると、

(゚Д゚ ) ハァ?

という感じ。なんですかね、とってつけたような結末と、説得力の全くない内容。731部隊の情報などは、よそからの受け売り以下でペラペラ。登場人物にも厚みと必要性を感じませんし、ん~? という感じ。

もしこれが、名前が売れる前の京極夏彦さんが持ち込んだとしたら、講談社の編集者は出版しなかったんじゃないかなぁ。そんなレベルの内容です。不必要な情報や表現が多すぎるし、それらを取り除くと薄っぺらい内容。どっちに転んでもダメダメ君です。

評価は、☆0(☆5満点中)。これを読むのだったら、他の小説を読むことをオススメ。京極堂シリーズは、そろそろ本の厚さにこだわって出版するのはやめた方がいいと思わせる決定打的な作品でした。残念。

Jyami_no_sizuku

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2007年2月13日 (火)

DVD『スクール・オブ・ロック』を購入、人生はロックだといいつつ予定調和

映画『サイレン』を見ている時に食べていた豚骨ラーメンにあたったのか、37.5度まで発熱(平熱は35.3度)し、吐き気にもだえています。

キタ━━━(;´Д`);´Д`);´Д`)━━━!!!

薬で熱が下がったと思ったら、今度は鼻血と頭痛が…。

フッカツダー!!(゚∀゚ )三

三( ゚∀゚)フッカツダー!!

抗生物質の多量摂取が原因でしょうか。

さて、今回ピックアップするのは、映画「スクール・オブ・ロック」。

ロックが好きで好きでたまらず、演奏中に自分だけの世界に入り込んじゃう中年バンドマン「デューイ(ジャック・ブラック)」が主人公です。

まぁ、その異様なテンションにバンドのメンバーも観客もドン引き。しまいにはバンドを追い出されちゃうわけですが、そんなことではへこたれないのがロック魂。

同居していた友人の名をかたって名門小学校の代用教員となったデューイは、授業と偽って生徒をロックンローラーに育て上げつつ、コンテストの出場と優勝賞金の獲得を目論みます。

破天荒な教師(実は教師じゃない)が成績だけが全てという生徒&親に、人生にはもっと熱いものがあるということを教えるという、王道中の王道といえるストーリーですね。

ストーリー的な予定調和と、子ども主体の学園ものの雰囲気が受け入れられるのであれば楽しめる映画だと感じました。

評価は☆3(☆5満点中)。

School_of_rock

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2007年2月12日 (月)

『サイレン』のDVDを購入、ゲームファンとしては痛恨のデキ

映画『サイレン』のDVDを購入しました。『サイレントヒル』とどちらを買おうかなと迷ったのですが、ゲームがめっちゃ怖かった『サイレン』を選択。

ω_(゚∀゚ )≡ 映画もきっと激怖よ~

家に帰ってさっそく見はじめたのですが、開始直後に登場した救急隊の演技が、思いっきり大根役者な感じ。

( ´∀`) ………

いやな予感が頭をよぎりましたが、「まだ序盤だし、脇役だし」と自分に言い聞かせながら鑑賞を続行。

全体的には、主演の市川由衣さんを監督が撮りたかっただけなのかなぁという内容でしたね。市川由衣さんのプロモDVDですか?

ストーリーが完全に破綻しちゃっているし(あの展開はダメダメでしょ…)、配役も全然ダメ(森本レオさんと田中直樹さんとか…どう考えても緊迫感が出にくいでしょ)。上映時間が87分しかないのに、中盤で、

( ゚Д゚)マンドクセー

( ゚Д゚)マンドクセー

と激しく飽きてしまいました。

なんですかね、ゲームの『サイレン』をやったことのある人がこの映画を見たら、「こんなのサイレンじゃないよバカ~」と叫びたくなるかも。

個人的な評価は、☆1。最後まで観た自分を褒めてあげたいですウンウン。あと700円だして『サイレントヒル』を買っておいた方がよかったか…。いや、言うまい。

Dvd_siren_01

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2007年2月 8日 (木)

荒木飛呂彦さんの「変人偏屈列伝」を購入、変人という名の偉人伝ですか

昨日、最後のお勤めを終えたので、今日は家のプリンタを調整。就職活動準備中です。

( ´∀`) 離職票は来週以降ですか…そうですか

品揃えが豊富な都会の本屋ともしばしお別れになりそうなので、荒木飛呂彦さんの「変人偏屈列伝」を購入しておきました。定価1700円で高いのですが、ウチのほうでは売ってないので購入です。

( ゚Д゚)σ それクレや

これは、ジョジョの奇妙な冒険を描いている荒木飛呂彦さんが、世界中の変人&偏屈者のなかから「コイツはスゴイ」という人物をピックアップ。その人物の変人&偏屈ぶりをマンガ化しています。小学生の頃に読む「リンカーン」などの偉人伝の変人版とイメージするとわかりやすいかな。

荒木さん曰く、選定基準は、「いかに強烈な情熱を持っていたか」ということらしいです。収録内容は

1.タイ・カッブ(野球選手)
2.康 芳夫(興行師)
3.メアリー・マロン(家政婦)
4.サラ・バーディ・ウィンチェスター(未亡人)
5.ホーマー・コーリヤ&ラングレー・コーリヤ(引き籠もり)
6.ニコラ・ステラ(科学者)

このうち、荒木さん自身が絵を描いているのは3と4、あとはアシスタントの人が描いています。ファンとしてはちょっと残念ですが、アシスタントの人も画が上手いし、読みやすいコマ割りでいい感じですね。

内容については、読む人のために触れませんが、どのエピソードも、

( ´∀`) おお!

( ・ω・) フムフム

(  ゚Д゚) うひょ~

というもの。「世界まるみえ○○」のような瞬間的な驚きではなくて、ジワジワと来る驚きというか、その人物が変人&偏屈に至るまでの歴史みたいなものが描かれているので、段階的に理解していってしまうというか、共感する部分もあったりします。

評価は☆4。

Henjin_henkutu_retuden

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2007年2月 4日 (日)

今週末から大阪オートメッセ2007

今週末から大阪オートメッセ2007が開催されますね。自分は去年になって初めて足を運びましたが、東京オートサロンに比べて規模の小さいメーカーなどの出展も多く、なかなか個性的なカスタムが多かったのが印象的。

なんといっても、会場内全てが関西弁っていう雰囲気がたまらなく良いですね。関西出身の自分にとっては、

(n´ⅴ`)η イントネーションがたまらん

あとは、秋葉原+新宿+浅草といったいろんな要素がごっちゃまぜになった道頓堀とかの雰囲気もいいですね。たこ焼きは本当においしい。

今年は、大阪オートメッセの取材にいけないので、ちょっと残念だけど、まぁ仕方ないです。06年の画像をアップ。

Osaka_auto06_001 Osaka_auto06_002 Osaka_auto06_003 Osaka_auto06_004 Osaka_auto06_005 Osaka_auto06_006 Osaka_auto06_008 Osaka_auto06_009 Osaka_auto06_010 Osaka_auto06_011 Osaka_auto06_012 Osaka_auto06_013 Osaka_auto06_014 Osaka_auto06_015

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