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2006年12月の8件の記事

2006年12月31日 (日)

新堂冬樹さんの「カリスマ」を読了、教祖の俗物ぶりに抱腹絶倒

年末年始は家で仕事、部屋のTVはまともに映らない…ということで、新堂冬樹さんの小説「カリスマ」を読みました。

「カリスマ」は、新興宗教の洗脳とそれによる家庭崩壊、人間が抱えるコンプレックスや弱さをテーマにした小説です。オウム真理教をモデルにしていると思える箇所もあるかな。

新堂冬樹さんの作品のなかで、個人的には最高峰という内容。洗脳の手法や家庭崩壊の苛烈さに、

((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

と恐怖しまあす。普通、こういった宗教ものを描くと陳腐になりがちなわけですが、新堂さんがもつ描写力のなせるワザというか、説得力があります。

嫌な思い出を想起させたり各人のコンプレックスを責め続けて、思考回路がパンクしたところに宗教団体の教義を擦りこむ。脳のメカニズムが~という論理的な説明も興味深いわけですが、自分や家族もいつ新興宗教の魔の手に掛かるかわからないという点で、防衛のために一読をオススメしたいです。

「カリスマ」は、基本的には人格や家庭が破壊していく話なので、読んでいると気が重くなるのですが、新堂さん特有の諧謔が随所にちりばめられていて、笑える場面もあります。

特に、教祖の俗物ぶりや心境を吐露する場面では、

アヒャヒャヒャ(゚∀゚≡゚∀゚)ヒャヒャヒャ

と抱腹絶倒。

例えば、教祖が、「大豆と豆乳しか摂らない」と言いながらも、実はプッチンプリンが大好物だったり、自分専用の部屋で酒をこっそり飲んでいたり、お気に入りのアイドルの○ビデオを通販業者から買って徹夜でみて寝不足に陥ったり(←結局ガセビデオだった)と、そのダメダメっぷりがたまらなく人間くさい。

本文を抜粋すると↓

視界が揺れた。酔いが回っていた。よろめいた。踏ん張った。踏ん張った拍子に下腹に力が入り、放屁した。条件反射で周囲を見回した。 ここは天上の間--教徒達はいない。気が緩んだとたんに連発で屁が出た。よろめこうが屁をひろうが、教徒がいないのならば関係ない。なんという解放感、なんという安堵感。酔いのせいか、思わずスキップをした

ω_(゚∀゚ )≡スキップスキップ

ただ、興味本位で新興宗教を取り上げているんじゃなく、結構考えさせられる部分も多いです。なぜ、人は宗教にはまるのか? なぜ何かに縋ろうとするのか? どのようにして洗脳がすすむのか? 小中高生にはとても読ませられないですが、20歳を越えて社会に出ていると言う人は、読んでいて損はないと思います。

Karisuma_01

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2006年12月30日 (土)

横山光輝さんの「水滸伝」を再読、正義感や希望を持たせる姿勢に共感

年末休みの初日、部屋の掃除をしたあとに、横山光輝さんのマンガ「水滸伝」を読みました。

水滸伝は、国や故郷を追われた悪漢を主役とした物語です。悪漢の話なのですが、横山光輝さんの作品では、子ども向けにヒーローものとして描いていますね。原作との違いについて横山さん自らがコメント(7巻の巻末に収録)していますが、子どもに正義感や希望を持たせたいという姿勢は、

´ω`)ノ すごくいいと思います

共感できますね。自分が横山光輝さんの「水滸伝」を初めて読んだのは、小学校高学年の時でしたが、悪政や悪役人に、

( ゚Д゚) アライヤダ!!

と憤りを感じるとともに、国や民のために大きな犠牲を払う梁山泊の人物たちに、

。・゚・(ノД`) 死んじゃイヤ~

と悲しみを覚えたものです。

横山光輝さんの作品は、「三国史」をはじめ、ほとんど読んでいますが、ストーリー展開、絵柄的に最も好きなのが「水滸伝」。子どもに読ませたいマンガの一つですね。

Suikoden_01

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2006年12月23日 (土)

『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』を鑑賞、そこで終わりですか

『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』を観ました。パイレーツ・オブ・カリビアン2ですね。チェストと聞いて自分の頭に思い浮かぶのは、平田弘史さんの漫画でおなじみの、

(# ゚Д゚) 関ヶ原! ちぇすと~っっ!

しかないわけですが、、まぁその話は置いておいて、前作の『パイレーツ・オブ・カリビアン』が大好きな自分にとっては、非常に楽しみな続編です。個人的には、端正なウィル・ターナッよりも、ヨタヨタしたジャック・スパロウ船長が好きですね。

『デッドマンズ・チェスト』のストーリーを説明すると、沈没したブラック・パール号を引き揚げるために、ジャック・スパロウがタコ男と、

ヘ(゚∀゚ヘ) 船を引き揚げてくれたら数年後に俺の魂をやる

という契約を結んでいたのに、約束を破っているというお話。魂をあげる期限が来たわけですが、魂をやるつもりがさらさらないジャック・スパロウ船長は、バックレているわけです。

≡≡ヘ( ´Д`)ノ ウエヘヘヘヘェ

沖合に出るとタコ男にさらわれちゃうので、浅瀬ばっかりを移動しているそうですが、字幕版で見ると、ここら辺の背景がわかりますが、吹き替え版で見ていると、

( ´∀`) 状況がサッパリ分かりませんなぁ…

みたいな感じ。ぜひ字幕版で見ることをオススメしたいですね。

映画自体の感想としては、3部作のうちの2部作目で1話完結型ではないものの、それでも十分楽しめました。肩の力を抜きながらアハアハと笑いながら見られる作品です。しかも、終盤から最後にかけての盛り上がりがスゴイ、

キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!

そこで終わっちゃうの? という気もしますが、続編がすごく楽しみです。

ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ

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2006年12月18日 (月)

昭和記念公園のウインター・ビスタ・イルミネーションを見学しに

先週の土曜日、友人に誘われて昭和記念公園(国営)のイルミネーションを見に行きました。「ウインター・ビスタ・イルミネーション」という名称で行われているイベント。20万球の電飾で木や沿道をテカテカと光らせます。

ウインター・ビスタ・イルミネーション
http://www.showakinenpark.go.jp/2006winter/index.html

12月25日までの開催で、クリスマスに合わせて実施しているものですが、

(n‘д‘)η んまぁ、すんばらしいわぁ

というテカテカ感。カップルも多く来ていましたが、ロマンティックな雰囲気にボルテージが上がったのか、光の届かないところに移動して愛を育んでいる(←あ~なんてオブラートに包んだ表現なんざんしょ)人がほとんど。

(*´ -`) (´- `*) アハハンウフフン

状態。

|д゚) よくもまぁ公衆の面前で…

子どもも来るイベントだから、

ラブホでも行けや (*`Д´)=○)Д゚) ´Д゚)・;' タァ━━!!

という印象も否めず。イベント自体は、シャンパンタワーなどかなり綺麗なのでオススメ。ちなみに、アマチュアの方によるミニコンサートも実施されます。

話変わって、今回はオートギャラリー東京2005の画像をアップ。開場前の画像ですね。

開催日の2日前から搬入作業が開始されますが、トンカチを片手にせっせとブースを組み立てたり、デモカーを運び込んだりと大忙し。しかも、冷房が効いていないので汗だくです(オートギャラリー東京の開催は夏)。

特に大変なのがASIMOやトヨタなどデモンストレーションがあるブースで、入場開始直前まで入念なリハーサルを繰り返し実施。ダンサーには鬼のようなダメだしをします。

(゚Д゚;≡;゚д゚) 細けぇ~

イベントつながりで思いだしました。開催前の準備が大変なんですよね。

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2006年12月14日 (木)

取材先で見かけた芸能人

しばらくブログの管理を放っておいたところ、

(n‘д‘)η んまぁ、超お下品だわ、営利目的だわ

という感じのトラックバックが付いていたので、セコセコと削除。セコセコと削除…削除…

バリ面倒くさいんじゃぁ~ (*`Д´)=○)Д゚) ´Д゚)・;' タァ━━!!

放送禁止用語系のトラックバックは勘弁願いたいものですね。

今回は、取材先で見かけた有名人の画像をアップ。つっても、ドライバーやレーサーは除いて、一般的な有名人です。

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2006年12月 5日 (火)

東京モーターショー05の画像

2005年に行われた東京モーターショーの画像をアップ。

乗用車ショー単体としての開催は05年が最後で、07年以降は乗用車ショーと商用車ショーが合体します。どういう展示方法を採るのか非常に興味があるのですが、一般としていくと、

(;´Д`);´Д`);´Д`) 混雑で何も見えないっす

という感じになるんで、できればプレスで入りたいですね。

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2006年12月 3日 (日)

浦和レッズ優勝&『龍が如く2』の体験版をプレイ

浦和レッズがJリーグ初優勝。

。・゚・(ノ∀`)・゚・。 ヨカターヨ ヨカターヨ

昔の話題といえば、「岡野の足がチョッパヤで、野良犬から逃げ切った」とか、「初ゴール入れて喜んでいるうちに相手にゴールされた」とか、「飲み屋でサポーターと選手が鉢合わせして喧嘩した」とか、

(´・ω・`) ショボーン

な話題しかなかった(スポーツ新聞的には大喜びか…)のに優勝。ブッフバルト氏が監督の時に優勝というのがいいですね。南浦和在住歴の長かった自分としては、おめでとうと言いたいです。

そういえば、近所のCD屋で『龍が如く2』の体験版を配布していたのでGETしました。

ω_(゚∀゚ )≡ モヒョヒョヒョヒョ 

前作の『龍が如く』は、極道の世界を描いたアクションゲームで、新宿歌舞伎町をリアルに再現した点、馳星周さん監修の骨太なストーリーなどで話題を呼びました。自分もプレイして、久々に「コリャすごく面白い」と感じた作品です。その続編ということで非常に楽しみ。

体験版だと、お遊び要素として用意されている、「ゴルフ」、「ボウリング」、「キャバクラ」、「ホスト」がプレイできます。キャバクラの請求額に、

((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

ホストクラブにくる若いお姉さんの金の使いっぷりに、

((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル

大阪の街も歩けますが、いやぁ、相変わらずスゴイ作りコミですね。ファミ通評価もプラチナ殿堂入りだったし、期待度大です。大人の鑑賞に堪えられるシナリオは他にはないので(メタルギアシリーズは別格)、製品版が発売される来週が楽しみ。

Ryou_ga_gotoku

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2006年12月 2日 (土)

ソフトバンクのCMの女性、キャメロン・ディアスさんですか

ソフトバンクの携帯電話のCM。外国の女性が、ブルンブルンのプリンプリンな感じ(………)で颯爽と歩いているやつですが、目にするたびに、

o(*´д`*)o えらい美人やのう あんた誰や

と思っていたのですが、キャメロン・ディアスさんだったんですね。『チャーリーズ・エンジェル』とかにも出演しているハリウッド女優。とても35歳とは思えない若々しさでビックリ。

そういや、自分の所属する会社が来年1月に再生計画書を提出するとかで、とりあえずそれまでは、これまでどおり仕事をしながら、そのまま残るか、放出されるかを待たなければならない。

とりあえず、いまは通常の仕事をしつつ、過去の取材で自分が撮影したデータを整理しています。その画像もそのうちアップ。

今回は、2006年ホンダレーシング・サンクスデイの画像をアップ。山田優さんが大好きなジェンソン・バトン選手、鈴木亜久里監督、松浦孝亮選手、ほかF1マシンです。

(*´д`*) バトンは笑顔がとっても素敵です

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